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「The Heart of Japan」展(大阪・ハービスHALL)

大阪・ハービスHALLで8/18(金)まで開催中の「1000人の写真家が撮るThe Heart of Japan」展。

モノクロあり、カラーあり、肖像写真あり、風景写真ありの
約1000点が入り乱れ、会場はイメージのカオス。
「Heart」を「こころ」と解するならば、会場を支配する猥雑と混乱は、
そのまま現代の日本人の心象風景を象徴している。

長く白いボードが平行に何枚か設置され、
その壁面にビッシリと作品を貼り詰めてある。
作品群の織りなす「猥雑と混乱」が、
実は見事に整序されていることを見逃してはならない。
隊列を乱す作品、奇矯な作品は皆無。
予定調和的な猥雑、お仕着せの混乱・・・これとてもまた、
我々の「こころ」の在り方そのものだ。

こう考えると、「The Heart of Japan」が二重の意味で卓抜な命名だと分かるだろう。

但し、「Heart」には、「核心」「真髄」という語義も有る。
もしも本展が「日本人の心象」ではなく、
「現代日本の核心」を自称しているのだとすれば、
その場合は残念ながら「看板に偽り有り」と評さざるを得ない。

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