Arts Calendar/Art's Report site/《FUKUI EIICHI no towazu-katari》in a twinkling
vol.78
「寺山修司展」(KPOキリンプラザ大阪)
日本人は「才人」を嫌う。
溢れんばかりの才能を引っ提げて異分野を駆け抜ける人を
「深みがない」「八方美人」と評する一方で、
たとえ才能が無くとも愚直にしがみついて頑張る人を
「○○道一筋」「大器晩成」と言って褒めそやす。
日本人は露骨に社会と斬り結ぶ芸術家を嫌う。
先鋭な時代認識を武器に日常世界を切り崩す人は
「世慣れすぎ」「政治家」とにののしられ、
物狂いと美学を欠いた世間知らずが
「浮世離れしてこそ芸術家」と喜ばれる。
寺山修司の評価が不当に低い理由、以上、左様。
(寺山修司展はKPOキリンプラザ大阪で2/25まで開催。)
「福井栄一の問わず語り」の扉へ
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