Arts Calendar/Art's Report site/《FUKUI EIICHI no towazu-katari》Epiphany in Osaka

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「荒木村重とその時代」(伊丹市立博物館)

伊丹市立博物館では、11/19まで「荒木村重とその時代」展を開催中。
大阪市立美術館で開催され話題をよんだ「フェルメールとその時代」展の
タイトルを借用しとるわいと思うと、嘆息。

JR伊丹駅直結の古城橋を渡ると「史跡有岡城跡」が在るが、
その有岡城の主が荒木村重であった。
そして有岡城の城下町が、江戸時代に酒造業で栄えた伊丹郷町の
基礎となったのである。
信長の庇護の下で北摂の雄となった村重であったが、天正6年10月には
信長を裏切り、本願寺・毛利氏と提携した。
信長は一旦有岡城を攻めたが直ぐには落とせず、
周囲に付城を築いて包囲網を敷いた。
有岡城はその後10ケ月も信長の猛攻に耐えたが、遂に天正7年9月、
村重は少人数で尼崎城へ落ちのび、有岡城は11月に落城した。

下克上の世の中とは言え、村重の人生はあまりにも数奇で人間臭い。
その荒木村重の半生が古文書や遺物を使って丹念に跡づけられている。
タイトルは「パクリ」でも企画力はホンモノ。
入場料も無料であるし、もっと知られても良い催事だ。
美しく安価な図録も嬉しい。


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