Arts Calendar/Art's Report site/《KOGURE Journal》ART FAIR
in SUMISO&CASO
340.
4/27(土)
osaka art fair2002『St ART』SUMISO
&
『ART in CASO 2002-Portal』CASOほか
今日は、2つのアートフェアを見て、少し「時間つぶし」をしてから森ノ宮プラネットステーションで「みかんがむ」というグループのお芝居をみた(次のこぐれ日記で書く)。
なお時間が前後するが、お芝居を見終わって京橋のJRから京阪に移る広い通路で演奏していたサクソフォンタイムズというグループの演奏を「偶然たまたま」聴いた。
でも、このソプラノ2本、アルト、テナー、バリトンの演奏がつまらなかったらここにいま書こうとしていないから、ただ「偶然たまたま」であっただけでもない。それに、彼ら(一人は女性)の演奏する曲の設定が、ポップス、ジャズ、演歌で、ジャンルにとらわれず多くの世代にストリートを中心に聞いてもらいたいとチラシに書いていることにも興味がある。
実際、輪になって聞いている人たちの年齢層が広くて、古い曲ににこにこして聞いている年輩のカップルと、生音のアンサンブルが新鮮なカップルが並んで聞いている。
さて、大阪におけるアートフェアの開催に話を向けよう。2カ所に分かれていているから、バラバラという評価もあるけれど、同時だし住友倉庫関連ということでも共通しているから、同じ学会の長谷川光子さんもそうだしぼくもそうだけれど、両方回ってみる感じになっている。そういう人が多いのではないだろうか。
ぼくはまず難波(四ツ橋)のSUMISOへ出かけた。
osaka art fair2002『St ART』。
8つの画廊が展示している。面白いのは画廊の人やそのデスク回りが一緒に集まっているので、1つ1つのギャラリーを回るのとは違って、画廊の人とか癖とか雰囲気が同じ空間に集まって、それ自体が面白い集合体になっている。
美術流通(マネジメント)という裏側の展示とも言えるわけだ。
ただ、時にはそれが息苦しいまでの空気になっている場所もあって、美術品を売買する現場が並ぶことの不可解さとか不思議さを感じる(△△産業フェアなどが行われるそ幕張などのメッセ会場ならば当たり前いなるのだろうが)。特にCASOの方では、画廊の人の場所が空間の真ん中に何の支えもなくあって、その人がいる回りは落ち着いて見づらいところもある。
SUMISOの方は2回目の開催。1回目がなかなか成功した(ということを聞いた)ことを受けて、小山登美夫ギャラリー(VOCA展で見たことのある坂井淑恵をまとまってみる)はじめ、キャラクターをアートにした作品が多くて微笑ましい感じ、親しみやすさが充満している。
たとえば、大阪の青井画廊は村上隆や小沢剛などを扱っていて、その中でも、ミスターという人のミニスカな女の子のマンガキャラが、カンバスものもいっぱいあるし、さらに落書き風にいろいろな紙切れに書かれている展示があり、画廊の人がうしろに紙を貼って強化したりしている。
キャラクター的な顔が登場するものは、他にも色々あって、コウイチ・ファインアーツのオオニシナオミや白土舎(名古屋)の藤城凡子も面白い。藤城作品はすべて売れていた。名古屋はここでは1画廊だが、CASOにも3画廊ほどあった(JAM にも中部部会が出来るからまた訪ねてみよう)。
この白土舎の松井紫朗作品作品「in and out」は色鮮やかだし、明解な色彩の対峙とシンプルな形が建築中の建物に入ったら素敵だろうなと思わされる。東京画廊にも松井紫朗の作品があった。1作家1画廊というのでもないらしい。
南天子画廊の「ゆるやかに開く窓から空」(石川順恵」、西田画廊の中村政人(缶コーヒーや味の素、天気図それぞれに、韓国と日本のものが並んでいる作品)などに目がいく。
川端さんや息子さんたちがいるのクリーンブラザーズの部屋でコーヒーを戴きつつ、秋には松本さんの提案でJAM Westで川端さんから話してもらいますねと告げる。
CASOの会場は大きい。(たぶん)フェアにきた若い連中が無理やりに前の堤防に登ったりしている。早く安藤忠雄の堤防がオープンにならないものか。ユニバーサルスタジオの宿舎にいる外国人二人がラクビーボールを蹴上げて受ける豪快なキャッチボール遊びをしている。
『ART in CASO 2002-Portal』。池内美絵さんが小暮さんですねと話しかけてくれる。この前の大阪市アーツアポリアニューズレターのデザインを担当してぼくの顔写真をいらっていたから目に焼き付いてしまったということらしい。たまたま、そこに写っていた3つの手ぬぐいの1つを今日は巻いていた。違うものをしなくちゃいけないな。
そっけない感じではあるのだが、値段とか作者名、タイトルを掲げないで机においてある画廊(ギャラリーSide 2など)は、なんかそのそっけなさが逆に惹かれたりする。
Gallery HAM(名古屋)の田中敦子(mori tu galleryも扱っている)は値段を聞いてみたいが、聞いたところで個人では買えないだろうからそれも恥ずかしいのでやめる。
ノマルエディションはいつも案内を送ってくれているので馴染み。蔡國強の万華鏡マルチプルなど、こういうグッズ系がもっといっぱいあるといいなあと思う。
児玉画廊では青木陵子と伊藤存。伊藤存という人はBTなどで大きく取り上げられていたが、実際にいくつか見ても、そうねえとは思うがどこに痺れるものがあるのかとか、感じ取るための切り口がまだつかめない感じ。
この中で、もし個人的に買うとすれば、(置くところといえばマンションの入り口か研究室かしかないから)上野政彦とか北尾博史だろう(どちらもギャラリーTAF)。ソフィ・カル(ギャラリー小柳)もやっぱりお金があれば欲しいなあ。見ているとフランス語の辞書をふとひきたくなるに違いない。
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