Arts Calendar/Art's Report site/《KOGURE Journal》KOGAI-JUGYO&SAKIRA-1


vol.440.
4/25(金)
アートスペース虹など画廊めぐり授業からダンスミッションさきらへ(その1〜校外授業)

今日は大学に行かないで、授業ができるので余裕がある。かっこつけていえば、街のアーツプレイスが教材、アーツマネージャーに会うことが学習ということね。

今年の目標の一つに毎朝のラジオ体操というのがあって、これは早起きのぼくには何ともない簡単な課題なので続いているが、今日は5時に起きてからまた寝たので少し違う体操になった。

というか、大工哲弘「ハートランド」をかけながら体操を始めると、何だかダンスになってしまったのだ。いつもは芳江を起こさないように音を立てないでそうっと体操をしてからパソコンに向かうのだが、音楽つきだとこうも楽しいものよと盆踊りのように、テーブルの回りをまわる。

さきも起きだして、なんだかはなちゃんの振りに似ているという。
体型や顔つきだけでなく振付というのも遺伝するものなのかどうか。

こうして、踊れたのは、やっとコタツテーブルがしまわれて、リビングルームにはバリ島のドアを加工したテーブルだけになったからでもある。円になって踊れば、狭い場所でも好きなだけパレードできる。
「する踊り」の形態として円状と練り歩きパレード状の二つの関係っていうのもフォークロアダンスを研究するには面白い視点だろう、世界観とも関係するかも知れないし。冠婚葬祭における「行列」とパレード、そして音楽隊のことともつながって。

ゆるゆると街に出る。いま欲しいのは靴下。穴が空いたり色がついたりしてステージを観るときに脱ぐとかなり恥ずかしいなと思ったりすることが多かったから。でも最近の靴下は甲だけが隠れるぐらいが精一杯で足首を隠れる長いのが売っていない。

ベネトンに行ったのは靴下購入が主眼だったのに、オレンジ色のベネトンらしい襟の高いポロシャツとSISREYの少し上等なやっぱりオレンジで靄がかかったようなシャツを買って、シネコンの障害者トイレで着替える。コムデギャルソンのリバーシブル(というか二重になった)長袖シャツが暑すぎたので。

湿度96%ぐらいの蒸し暑い三条通。
アートスペース虹での3時限の授業、芸術文化鑑賞演習が始まる。といっても4時限があったりする学生ばかりなので、あんまり来ないかなと思っていたが、6名はこの時間に来たのでほっとする。アートスペース虹「赤崎みま展」は、他の大学の学生たちも来ていたし、年配の女性グループも来て、熊谷寿美子さんはその人たちにも丁寧に説明して、この前のスライドショーのビデオを見せてあげている。

ホントに街が先生である。震災後すぐにに赤崎みまが作った3部作を、うちの進藤さんら熱心な学生たちに見せてもらい、闇の中からゆっくりと現れる彼女の作品表現の展開過程を教えてもらったりもした。

うちの専門演習の和田さんと川上さんも来て観賞後、タフ3(アーツ縁側)のチラシを置きに行くというので付き添う。そうすると2回生の箕浦さんらがやってきて、彼女たちはシアター・ドラマシティが調査フィールドなのだが、わざわざ虹も観察に来たのだ。なかなかに熱心。まあ二人ぐらいしか来ないだろうし、もし来ても熊谷さんにお願いしていればホントに安心なので2回生の二人は残して、ギャラリーすずきへと行く。

すでに和田さんらがチラシを置かしてもらっていた。画廊企画「中辻悦子」。シンプルで大きな画面。何だか元永永正の世界だなあ(それも後期の絵本などで展開させてきた)と思っていたら、彼の奥さんの絵だった。鈴木さんに知らなかったのですかと言われる(知らないことばかりな私。虹の熊谷さんからも、赤崎みまさんの家族写真を撮り続けていた有名な女性写真家の名前を聞かされて、そういう人が関西にいたのですねと感心したりもした)。

その中辻さんの娘さんということになる元永紅子展も同時にあり。場所は入口の展示空間(Σ)。シンプルなジュエリー。数本が同時に入る指輪。自由につける首輪とか。

つぎに應典院の池野さんが虹の場所を聞いたという工芸のギャラリーショップに出向きチラシ置き。貼ってくれるという。ギャラリーココは明日からの展示のために壁を白く塗り直しているところにお邪魔してチラシを渡す。国立京都近代美術館へは通用門から和田さんらがおずおずと入る。

galerie 16では染織の展示が所狭しとあって、中塚啓介の巨大なシャツの干物みたいなものがセンサーで動いているほぼ無意味な作品に目が行き話を聞く。『What I can or cannot recollect−染織行為を通じてのアイデンティティ−』。チラシを置いて帰るときに、OH,Haji(呉夏枝)の作品があったことに気づき引き返しもう一度視たりもする。

ようやくにお茶。喫茶六花へ。今日、三度目だ(2度目は学生たちに場所だけ教えて食事しに行った。商店街の魚屋さんと話す)。

二人ともとても気に入っていた。和田さんは最近カフェに行ってもどうも美味しいものに当たらなかったけれどこれはいいと言っていたし、川上さんは青いソーダ水に目を丸くしていた。二人を見ているといつまでたっても大学に入ったばかりのように思えて仕方がない。もう3回生なんてねえ。川上さんは帰りにOBPに寄って印刷原版を取ってくるとか言っていた。


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