Arts Calendar/Art's Report site/《KOGURE Journal》cafe SARASA live
午後からの芸術文化鑑賞演習は前回書いてもらった絵本のお奨め文のなかからまずいくつかリズムがいい文章とかがあったので、紹介しようと思っていたが、それよりもチンドン音楽中心に野村誠「路上日記」やクレズマー音楽(といってもベツニナニモクレズマーバンドですけど)などを紹介した方がいいよなあと思い直して、ほとんどアドリブで授業する。
まずまず。もう少しラジカセの性能がよければ言うことないのだが。今年も中川真さんの「音楽芸術論」で作曲者を聞かれたりしているようで、とりあえず、野村さんらが路上で演奏している武満徹の現代音楽と石川せりが歌うポップス作曲家の武満徹を紹介しておいた。文学部の学生がそのMDを貸して欲しいとあとで言いに来る。
鑑賞演習という時間はあるいみぼくなりのアーツアウトリーチの試みなのだと思う。うまくいってもあんまりうまくいかなくともトライアルとしての効果がある。劇団衛星の今度の公演『珠光の庵:のチラシを配り(7/3金曜日ソワレの貸し切り公演は楽しみだ)、やっと届いたKYOTO ART MAPも配布。画廊回りを自発的にしてくれたらいいのだが。
2回生の事例研究。いちばん人数が少ないので、ここでは私塾みたいな教え方がトライアルになる。今日は、「うたの起源」について自由に考えてもらうことをテーマとした。いつ人類はうたを歌うようになったのかなあ、と。「祈り」だと小西さん。そう、でも、祈りでもいろいろあるしね。豊作、豊漁、豊猟、雨乞い、健康、個人の幸せ、家族円満、昇天(極楽往生)・・・・。いろいろシーンを考えつつ。
子どもの遊び、子守唄、集まるときの娯楽、団結、歓び悲しみ怒りの表現。抗議(プロテスト)というのも出てきた。こうしていろいろ出てきたことかた話をつなぐ。でも恋愛がいちばん多くない?「歌垣」について。沖縄のモウアシビについて。触れなかったが仕事歌の系列も話したらよかったなあ。
今日は料理も雰囲気も素敵なカフェ「さらさ」で音楽ライブを初めて聞いた。1928のカフェアンデパンダンのみなさんによる企画だそうである。
はじめに月下美人。かなちゃんは裸足、ふたりともピックを使わないでギターとベースを弾いている。19:54〜20:51。ギターのチューニングは1曲ずつ真剣にしている。ベースはあんまりしなくていいのねえとか余りにも近くで見ているのでそんなことも観察したりして。それにしても、ベースのたまきさんとの呼吸ってとても自然で、見ていると、演奏順が決まっていなくでもかなさんがこれしようというと、たまきさんがすっとできる、そんな感じ(そういえば夫婦デュオって自分たちを言っていたっけね)。
1)ライオン。落ち込んだとき、ある人に心を救われたことで生まれた歌。2)イメージ。ゆったりしていて揺れる感じ。ぼくははじめて聞いたような印象。声のポルタメント。ぐっと大人ぽい。3)ドライブ。バイバイホリディ。びわ湖のドライブ。
つぎは長い旅の歌。4)イエローゲストハウス。旅日記がすーと歌になった。2階のテーブルで。Tシャツが翻る。彼女たちの歌はある意味「旅」(まちの旅人、人生の道行)のバリエーションからできていると言えそうだ。5)ギター。声の高低のレンジが大きい。ギター、ギター、遅いスピード。ギター、ギター、ケースの舟。
6)なりたい人になれる、なりたいなあ。ミス妖精?はじめ「必要性」って聞いたけれど、こうだろうきっと。これもはじめて多分聴いた曲。7)good good music。何度聞いてもすきっとする、失恋したときに作られたという歌。一人も悪くない、と。
8)きみ住むまちがどにあこがれて。これはいつも思うが「まち」を愛する人たちのためにヒットする歌だ。9)月の足跡。3拍子、ラストにふさわしいメロディーが少し昔懐かしくくっきり出る歌。いつまでもと願うように。
月下美人、3枚目のアルバムが7/17発売。7/30がバナナホールレコ発だ。
ふちがみとふなと。21:10〜22:16まで。フランス人のグループが真ん前のテーブルにいる。通訳している日本人がいる。ふちがみさんは九州で風邪を引き大ピンチになったそうだ。でもそこで歌の核に気づいたという。
1)ケセラセラ。何と外国人へのホスピタリティかと。でも、これは声が出なくなった経験があったからこそ最初に持ってきたということだった。2)さらばジャマイカ。かぜのとき船戸さんのボーカルに助けられた。鍵盤ハーモニカがしばしば序奏で使われる。
3)はる。ベースソロ多めに。4)小さな喫茶店。鍵盤ハーモニカつき。華乃家ケイさんが歌う姿を思い出す。70年前のさらさみたいな喫茶店だと。サビの時にマイクから遠ざかって歌う。5)愛さずにいられない。新しい曲。コーラス船戸さん練習中。6)静かな夜。7)(題名ききそびれ。よく聴くのだけれど)。女性が別れていく歌。いい歌だ。でも、くよくよしないでねと男を気づかって言う。
8)みみこくこっか。漢字が変換できない。でもラジオにこの曲は流れたそうで、筑後吉井町の人がこれをきき、実際ふたりはその人に会いに行って泊まったという。9)ラモナ。3拍子の曲。10)この階段を下りたかったということで、最後に鍵盤ハーモニカを吹きながら消えていく。トラック野郎ジョンの相棒の歌。11)ぼくにあてて(?)。ハーモニカが懐かしい。手紙はいいぞ、手紙はいいよ、手紙だから。
12)ゴミの日。とてもテンポが速く、この歌、こんなに早かったかしらと思う。13)ヘブン。まちをいくあの子の名前はヘブン、みんな彼を呼んでいるヘブン。今月でなくなるアザーサイドでの光景が歌になったという。ふちがみとふなとによる我が町ソングだ。14)ラストは、オーシャンゼリゼ。でも、アンコールあり。15)あじさい。リクエストに応えて。
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