こぐれ日録 KOGURE Diary 2004.1-2



319.1/30〜2/1

1/30(金)

昨夜も大阪市中央青年センターで司会みたいなことをしたし、今夜も同じ中央青年センターで打ち合わせをしたが、やっぱり司会みたいな役回りだった。

3/28(日)に開催予定の青年芸術文化劇場運営会議の初顔合わせ。昨日に続き濱谷由美子さんも出席(3/28に創作ステージを発表することになるからだ)。

いま野村誠チームとの小学校音楽創作ワークショップで忙しい平盛小の糸井登さんも駆けつけ、ワークショップをしてもらう清水啓司さん、三木俊治さんからも意欲的な提案を受けた。山梨から参加してもらえる市川みゆきさんについては、そこの演劇セラピー的なワークショップを経験した田丸隆生さんから代弁して説明してもらった。

じつは、このワークショップは当日(3/28)11時から3つ同時に開かれるのだが、ぜったい3つとも面白そうでこれは嬉しい悲鳴というか迷ってしまうほど贅沢なものになりそうで、三木さんなんか、いまからワークショップで参加者が楽器を創るためのキットを作ろうかとかいうからたまげる。

青年センターでまえにアートマネジメントセミナーをしてからずっとかかわってもらっている前田直也(ウクレレ前田)さんや槙邦彦さん(狛犬プロジェクト)も参加。全体はNPO法人アーツワークスの鈴木英生さんがコーディネートするのでぼくはまあ何というか司会進行を手伝うというぐらいがせいぜいかなと思っている。

午後は神戸市役所の創造会議。第4回は現地視察ということで三菱倉庫などを見学してカフェトークという恰好。ここでも一応座長なので司会進行をしていて、いつも最近こういうことばかりをやっているなあと不思議になる。

1/31(土)

碧水ホール。デンマーク出身の聖なる映画作家、カール・ドライヤー特集。今日は戦前の作品3つ。『怒りの日』(1943、97分)は遅れてしまって残念だったけれど、魔女狩りについての冷静にして強烈な映画で、これを見ただけで、この監督って凄い人だったことがクリアによく分かる。息子が最後に寝返るところがとくに痛い。

次は『吸血鬼』(1930-31、70分)。映像の実験が随所にあって、その分ぐんぐん追いつめられていく『怒りの日』ほどの緊張感がじぶんには今ひとつやってこなかった。最後は道下克己カルテットが音楽をライブする『裁かるるジャンヌ』(1927、81分)。明日にはサイレントのままの上映もするあたり上村学芸員らのこだわりが随所に出ている企画(全国巡回といえど、碧水ならではの工夫が渋い)。

ジャンヌと彼女を裁く人びとの肖像の迫力ったらない。顔というものの耐え難い醜悪さと神秘性との両極端をいやというほど見せられる。3つの作品とも棺が登場し葬送や臨終の場面が重要なクライマックスの一つになっている。火あぶりの処刑も激しい葬送であるとも言える。磔のまま火葬されて、肉体が壊れていく。

夕方、南草津のムスタッシュへ。19時すぎから、小暮はな、水晶、麻利の女性弾き語りソロシンガーがこの順番で歌う。楽屋では和気藹々だったようだ。水晶さんもはなと一緒で少し演奏をお休みして充電期間とするということ。麻利さんは精力的に活動する予定。

水晶さんが個性的な二人に囲まれていますっていっていたが、確かに振り袖衣装の麻利さんは一見つっぱっている印象。でも歌は素直なブルース。直球すぎるぐらい。はなの新曲「空に雪が降っている」は、「空から」ではなく「空に」というところが妙味か。

2/1(日)

今日はアーツについてはペースダウン。昼間、KAVCで3つのお芝居。そのなかでは、宮川サキの一人芝居(キャラクターもの)が面白かった。よろよろの暗い歌手、酔っぱらいの女野宿者、どちらも中高年を描く。宮川サキは若い人にもなれるのだろうか。あとは、S20(客席ばかり照明が照らされるソロダンス)、BROADWAY THEATRE WORKSHOP(短い翻訳劇が3つ)。


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