こぐれ日録 KOGURE Diary 2004.6



361.6/28〜6/30

6/28(月)

雨は降らないが、蒸し暑い。
下駄を履いているが(通崎睦美さんの布によるもの)、底に張っていたラバーがすり切れてきて、音が鳴り出す。学生たちのコンコンいうスリッパみたいな音が耳障りだなあと思っているのに、自分ももうすぐその仲間入りをしてしまうかも知れないので、気になっている。

4回生ゼミで、音楽のこと、騒音のことについて卒業研究する人たちの発表を聞いている。となりで工事現場の低音騒音。音への意識と無意識のことのほか、色彩における意識、潜在意識、無意識の発表もあって、ちょっとした深層心理学の授業にもなる。

発表した学生が、こんな充実した授業ははじめてだったという。4回生になって、やっと大学生らしい充実感を与えることができたのかと思うと、遅かったなあと反省するとともに、まあ遅くてもそれぞれのテンポで自分なりの考え方や理論を稚拙でも提示する面白さが分かってもらえればとても有り難い。

学生から授業アンケートを取る週間だが、この時期は一番出席率が悪いのが問題だ。
二つのゼミともかなり欠席が目立つ。体調管理はお互い大変だし、博物館実習とか就活とかそれぞれ、それなりに動いているはずなので、あせることもなく。

3回生ゼミでは、平野愛さんがタフ4のHPを徹夜で作ってくれていて、そのチェックをする。募集チラシはまだ出来ていない様子。学生たちはいろいろな作業をしていて、なかなか一つに集中できないから、大変そうだ。

18時から1回生クラスの懇親会。生協の食堂。バイオリンを弾く子、電子ピアノを弾く子。白銀屋さんがショパンのワルツ(64-2)を弾く。ぼくも小さいとき、これを習って、はじめて、テンポルバート(自由にテンポを変える)ことの面白さを味わったなあと懐かしい。

6/29(火)

研究室でのんびり。テスト問題を3種類(同じ授業だが橘と立命二つ〜追試用も)作ったぐらいか。
暑いが青空がある方がぼくはいい。チンドン太鼓を叩きに来る学生、関係なく来て、むりと叩かせるぼく。「東京花売り娘」はちょいとむずかしいが、これもぜひ「憧れのハワイ航路」のつぎには練習したい。

18時から生協の理事会。
帰ってニュースステーションをぼんやりみると、社民党の福島瑞穂さんがでていて、大学生時代の彼女のことを思い出す(あんまり話さなかったけれど、いまも宮崎弁がかすかに残っているなあ。ちんちくりんなのにロングスカートをはいていたりして、素朴な子だったと思う〜ばくは助手試験を受けようとしていた別の女の子のことが気になっていた〜)。

ビデオで彼女の夫、海渡雄一君(人権派弁護士という紹介だった)も出ていた。彼とは中学以来のクラスメイトなので、党首のサポートに徹していますというコメントは、相変わらずだなあ(大学生の時から料理をして彼女に食べさせていたし、頭のいい彼は彼女に司法試験の問題を教えたりもしていた)と見ている。

はなだけではないが(みあきさんと薄荷葉っぱ)、オフノートが出す3枚のCDの関係でJEUJIYA(十字屋)のインストアライブの話があっているみたいだ。西大津はジャスコ(唐崎にいたころの買い物場所)の4階だし(8/8の13時かららしい)、三条本店は、中学生だったはなと一緒にギターを買いに行ったところだし(8月はホールがいっぱいでライブはまださきだということ)、因縁があるなあと思う。

6/30(水)

リボンゼミ『本を読む』ワークショップの2回目。みんな同じところ(清和館の裏のコンクリート段々)で読んで、どうも意図が通じなかったなあと残念。でも、最近、1回生ゼミにいる人たちのなかで、3回生になってもアーツマネジメントを志す人はせいぜい数人なので、いまはアーツのアウトリーチなのだと割り切り淡々といればいいのだと悟るようになった。

最後にやっぱり同じ場所だと寂しいので、烏の声はかなり騒がしいが工事音から遠ざかれる一番京都橘女子大学で気持ちのいい空間(セレノグラフィカが踊った池のある場所)に行って、西岡たかし(「遠い世界に」を知っている学生すらごく少数なのだ)作曲作詞の「小石をけってみよう」と「風がなにかを・・・」を読む。もっともっと読みたいし、つい歌いたいぐらいでもあるが、まあこれぐらいがいいだろうと思いつつ。

そうそう、授業アンケートをちょっとみると、「多少ワンマン」とかいう感想があった。こういうアンケートは自分を見る鏡なので面白い。その回答した学生は、もちろん他の人にこの授業を薦めないというところにマークがある。できるだけ、情報が高校生レベルまでいってミスマッチングが防げるといいのだが・・それはむずかしいとすれば、やっぱり、ゼミのくくりを1回生ゼミは夏学期のみにして、ゼミを変えうる演習形態がいいのではとまた思う。

「竹に雀」の楽譜は富山のチンドン大会のパンフに載っていたが、どうもCD(伝統的なチンドン屋さんが集まったもの)と違うようなので、採譜する。さらに「四丁目」も途中まで採譜するが、元がないので繰り返し聞いているうちかなり頭がくらくらし出して、アコーディオンの左ボタンの練習にきた箕浦さんに後はお願いする。

帰り、築港赤レンガ倉庫でコンサートがあるので行こうかなと思っていたが、暑いしなあと思って、すぐに帰ることにした。まず山本さんちの新鮮な水ナスと万願寺とうがらしを買い、今度の高知行き(20日なので安いチケットはない)の航空券をJTBで買って、19時には帰宅。


KOGURE Diary/こぐれ日録》の扉へ戻る