こぐれ日録 KOGURE Diary 2005.4
断酒暦92日。
先生の禁酒、いい加減だなあと4回生ゼミ(4限目)で言われる。この学生たちが、もう4回生になったのである。卒業生から、就職したというメールあり。みんな、粘っている。こんどは、この人たちの番だ。そうはいっても、卒業研究の指導がここでの目標。ぼちぼちやっている感じなので、うまいタイミングで離陸してもらおう。ロックンロール大好きの学生さんは、もう離陸しそうだ。何かレジュメを発表のため自発的に出してくれるようになればしめたもの。
その前の3回生ゼミ。教室変更があり、かつ、ぼくが頼んでいたパソコン教室の掲示も重なって(掲示されると思わなかったが、これは、掲示しなくてよくて、まず教室に行ってから移動しますから、と教務課に念を押すべきだった)、えらく、編入生たちにうろうろさせちゃった。だが、何とかブログ完成。ブログという新しいものが実は「限界芸術」としての種をいっぱいもっているのだ、というつながりになるといいなあと思いつつ、リンクとかをやってもらっているうちに、時間。
またその前の2限目「地域芸術文化振興論」。2〜4回生の集まりなので、焦点を合わしにくいだろうが、初回は紙芝居的なパラパラツールがうまくいったと思う。まだスピードが速いという声もあったけれど。24のアーツスペース(アーツプレース)に限定したことで、少しはメジャーでないアーツへ接近してくれることを祈りつつ。
昼休みは、1回生でTAM研に興味のある2人と、R大の科目等履修生。表さんからぼくのことを聞いているという。うちのYさんと一緒に踊った学生さんだった。アーツマネジメントの世界は想像以上に狭く、しかも思いがけないモザイク模様である。
18時から大学院。今年は、2名がアーツマネジメント。こちらも狭い世間である。岡山市から冊子がとどき、移動した職員さんから電話があったと思ったら、アートファームの大森さんの話をその大学院生とするんだからねえ。みんな、とても真摯に大学院に来ている。時間やお金も大変だろう。川南さんの話が出て、佐藤郁也教授の本『現代演劇のフィールドワーク』は奨学金が出たら買いますといっていた。5200円は高いから、でも、そこの「文化発信」批判は是非読んで欲しいもの。自主的に研究してもらうしかないのだが、いいアドバイスを的確に出せるように、何とかやっていかなくちゃいけない。2回生になった「相模のひと」もなかなか来られないようだが、コミュニティシネマについて、こちらも気にしておこうと思う。3回生でも興味を持つ学生もいるし。
そうそう、夕方、子連れの大学院生が指導教官の研究室にきて、いなかったと残念がっていたので、1歳半の男の子と一緒にオルガンを演奏する。童謡が現代音楽化するのが面白い。メロディーパイプにも大反応。口琴やハモニカは無反応。
4/12(火)
断酒歴93日。
今日の授業は一つだけだったので、今週の他の授業のレジュメを作る。
3限目の自由学修領域「自分探しの旅C〜愛国イベントからの自由」は、語学や情報処理の抽選で落ちた1回生が移ったことも考えられ、予想以上の人数になり、清香館B202号室になった。
心配だったのでビデオのチェックなどをして、万全を期す。ただ、マイクが1つしか音が出ないので、今日、ゲストが来ることになったので、二つともでるようにしてください、あと、椅子も用意して、と教務課に言って、研究室に戻る。
4回生などが、ちんどん@たちばな家を解散するといいに来た。それはいいけれど(就職活動に取り組んでくれることであろう)、跡継ぎのワークショップとかするんでしょう?とか聞くと、そんな暇はないという。本気のチンドン屋さんなら、みんなチンドン太鼓は叩けて、プラスαだからいろいろ教えられるし跡継ぎも作るのだろうが、どうしても学生はこういう面では限界があるのは致し方ないのである。・・・偉いのは、チンドン特別会計は、TAM研本体に合流してくださいとのこと。アコーディオンやチンドン太鼓は残るので、する学生さんが出れば、どんどんやってくれると思う。
さて、研究室に北村成美さんと制作のFさんがきて、さあ、新しい教室に向かう。マイクも2本とも使えるようになっていた。と。今度はビデオの音がでない。うーん。いまどき一番アーツを見せて、ぼくの紹介をしつつ北村さんのように、自分なりの身体を使った表現者を見せ、えっということで、ゲスト登場・・という演出だったのに、それが出来ない。
はじめにしげやんに語ってもらっているあいだ、職員さんとあーでもないこーでもない、と。機転を利かせた職員さんが、隣のB201をチェック。学生を移動させることになった。うーん。まるで、こちらの失敗。あと、DVDにも気になる点があり、新しい教室にも慣れるまで、心配なことが多い。
夜は、はながアパート斡旋をしてもらった、ルームマーケットの平野準さんの話を聞く会に参加。アンリというスパゲッティ屋さんにて。クスリのイスズ(こちらが本業と彼)の名刺をもらった古川豪さん(やっぱりお父さんより娘さん方が有名ですねといわれて、微笑む)に、うちの井口教授の話を聞く。コンソーシアム京都の関係だという。よく分からないが、いえることは、京都は異常に世間が狭いということだ。京都精華大学の人文学部教授の方と対面で食事していたのだから。
4/13(水)
断酒歴94日。
咳と痰がなかなかとれないまま、授業が続く。
他己紹介を1限目の基礎演習でした。早々に新聞のコラム原稿を書いてメールしたのだが、それには、すでに「他己紹介」を大学でしているという書き出しになっていて、予定通りできてほっとする。
大学で学びたいことと、将来の仕事について、インタビューして1分間の紹介をする。「インタビュアーの○○です。これから、△△◇◇さんの紹介をします。△△は・・・・」
他己紹介という手法は、N教授の事例発表で教わったものだ。
アーツマネジメントの基礎は「聴くこと」だとよく言ってきているが、文化政策全般にとても必要なこと。そうして、初めてのゼミを終える。
まずまず。アーツマネジメントや観光・まちづくりもいるが、それにしても建築インテリア関係の学び志向が実に多い。早く、アンケートをとったりしていく必要がある。
暫定的に水曜日の昼休みが、TAM研としようと思っていて、今日は4名。2名が1回生で、2名が2回生。ちょっと、ばたばたしていたが、「やっさんの紙芝居」のビデオを見たり、その前に、研究室にある紙芝居を二人で交互にやっていた。いい感じである。紙芝居って、後ろを読まないでするのが、いいのねとか話し合っている。
オジーと加奈さんが来て、まちかど紙芝居の打ち合わせ。加奈さんが、やっと、プラス50万円だけは、奪取したというと、涙ぐんでくれる。そこに、1回生が来る。一人は新潟、もう一人は、水口。若いのにどちらもとても具体的にアーツマネジメントの核心へと迫っている感じがする。頼もしい。
初めての大学評議会。全学教授会に変わるものだ。そのあと、大学院委員会は出なくてよかったが、すぐにそれは終わって、入学に関わる委員会。そして、生協の理事会。5/27に全体の会議が入ったために、ダンスボックスのダンスサーカスに出る小泉ゆうすけがどうしてもみられなくなった。残念で仕方がない。
4/14(木)
断酒暦95日。今日は、立命館大学産業社会学部でアートマネジメント論のはじまり。本当は、導入講義を先週しなくちゃいけなかったのだが、京都橘大学の新入生キャンプがあり、お休みした。
とりあえず、500部刷ってください、といわれて以6の教室へ持っていくが、出席者は、その半分ぐらいだったように思う。
今日もいまどき一番のビデオで自己紹介して、しげやんのダンスマラソンのお誘いを、OBのFさんにしてもらう。アーツマネージャーの姿を見せていくのも、この授業の役目だからだ。また、OBの方やそうでない方もどしどし遊びに来てください。とても熱心な学生もいますので。OHCのコンセントが抜けていて、うまくいかないところもあったが、まずまず。ただ、途中から咳が止まらない状態になり、Fさんともども、ごほごほいいながらの後半だった。
帰り、京都芸術センターへ行き、『裏・アートマップ』を観る。アートスペース虹はじめ、主要なギャラリーから作家が出されていて、予想以上に面白かった。ニュートロンも来月には移動になるのだそうだ。ニシジマアツシ(射手座)の空の釣の映像(カイトによる音のフィッシング)がとくに魅力的。そこに書かれてあった飛行場で飛行機の音を探るおっさんの話は(アウトサイダーアートの一種と考えても面白い)、しみじみとして、誰かに絶対に話したくなるものだ。
センターの行きしなにポポルヴフの徳毛さんに会い、入り口で東京の高樹さんに会い、砂連尾さんと待ち合わせしていた。アーツセンターの役割はこういう日常の稽古やその視察、調整のなかで発揮されていく。
早く帰ってひと寝入り。ようやく、風邪のピークは過ぎたかな。
夜、野球を見ながら来週の立命のレジュメを作成する(大阪人であるぼくは、関西にいて喧嘩を売るようで悪いけれど、3歳からずっと中日ファンでありつつアンチタイガーズであり、しかもPL学園好きで〜清原がPLの高校生だったころ、ぼくは徳島にいて、高校野球の話題においては四面楚歌の状況だったんだが、そのなかで池田高校を大破してくれたことに感謝している〜、中日戦以外においてはそのテンポのよい上原投球術大好き人間なもので、実に気持ちのいい試合だった)。
家に届いた可児市のホールの情報誌アーラ。これは、渡辺えり子のエッセイや小劇場演劇とお笑いの関係についての話などがあって、読んでいて楽しくためになる。とりわけ、ギターはどこが鳴っているのか?という記事には感心した。ラストの部分を少し引用(P8より)。
「ギターのどこが鳴っているのか、科学的にアプローチした結果もある。バーナード・リチャードソン博士がギターを演奏している時のホログラフィー(干渉写真)を撮ったところ、胴板だけでなく、ブリッジ、ネック、サウンドホールすべての部分から音が振動していることが分かった。そして驚くべくことに、ギターを抱えている演奏者自身も振動していたのである。」
4/15(金)
断酒歴96日。
やっと、風邪は大丈夫な感じになってきた。
10時にJAM West事務局長の松本さんがきて、打ち合わせ。OBPアーツプロジェクトのPRや学会のことなどで、立命館に来てくれそうだ。11月下旬に横浜である日本マネジメント学会の全国大会には、学生の旅費の補助のほか、発表者の旅費も補助しようということになった。活発に行っている人たちを応援して、学会全体を活気づけたいからである。どしどし、発表者募集します。全国大会前には、一度予行練習をしてもいいなと思っています。11月には宝塚音楽回廊もあるし、活発になるをことを期待しています。
お昼休みに能楽部のデモンストレーションがあった。きりりとした学生達。もし、男子学生が来たら、地謡とか混合になるのだろうか。
13時からは、芸術文化鑑賞演習b。文化財学科の学生のほか、今年度から2回生もとれるようになって、その2回生が多い。6月、7月に適当なお芝居がなかったので、思い切ってダンスを見に行くことにした。
大阪現代演劇祭の仮設劇場<WA>がなかなかに面白かったからでもある。ダンスボックススペシャル「GUYS。」。1時間半ぐらいの感じだそうだ。
この演習は結構いろいろ試していて、そういえば、はじめのときは、中川真さんの音楽芸術論で誰も武満徹を知らないので、1時間で判る現代音楽というのもしたっけ。
今年は、紙芝居を実際に観ることになる。去年はチンドン屋さんだった(華乃家一座)。
4限目は、2回生ゼミ(24名参加)。アーツマネジメントを志望する学生は少ないだろうと見越していて、基本的な文献読解をメインにするが、1回生のときにぼくのゼミを志望したのに落ちたと言う学生もいるので、柔軟な対応が必要な感じがする。「他己紹介」をしたら、インテリアコーディネーターになりたいという学生が多かった。来週は、ブログづくりだ。
4/16(土)
断酒暦97日。
えへへ。昨日はビール、今日は日本酒(くしゃみが止まらなくなり)、コンビニで帰りちょっくら飲んでいるが、微酒(ほろよい)ということで。目がかゆい。何度も右目をこすっている、無意識に。だから花粉症という言葉で説明したくなるが、花粉症と言ってしまうと、これからずっと花粉症の人になってしまいそうなので、これはちょっとかゆいのだということにする。
朝、今週の最後のお勤め、大学院のアートマネジメント1である。連続して1限目、2限目とあり、隔週というのが原則なのだが、今日は原則ではなかった。だから、だらだらっとしゃべったら、あっという間に終わった(歳を取ると過去のことほど、鮮やかに甦る、いまの自分がうすぼけているからだろうが)。
でも、少しかっこつけていうと、「藝術と私」という入り口を今年は用意したのである(じつは、昨日あたりにそうしようと思っただけだが)。その私にとってのアーツという極プライベートな眼差しから出発して、それが間主観性を通過しつつ、(共でありつつ、市民的公共圏の再現でもあるような)コモンの世界におけるアーツ(藝術環境)へとたどり着けるのか。個人的なることは公共的なるものへいかにしたら転換できるのか。
アーツはその羅針盤たるや。あるいは公共的なるものに対して、あなたと私の個人的なる体験や意思はいかにしたら生かせるのか、そういうことをアーツマネジメントという世界において可能になるとしたら、いかなる位相においてや。
つまり、簡単に言えば、可能態としてのアーツ、あるいは、アーツであることの困難性と固有性そのものがモメントになるような公共的ベクトルを探す軌跡であるところの演習・・・・なんて漠然と思っている(抽象的でなんだかさっぱりわからないようでもあるが)。さて。
ぽっかりと2限目が空く。忘れるといけないので、5/6(金)の休講(芸術文化鑑賞演習b、文化のまちづくり歟)、そして、前期の学外授業届けを書いて教務課に渡す(といっても、Mさんの机の上に置いたので受領されるのは、月曜日でしょうが)。学外授業は次のとおり:
5/15(日)13:00〜16:00頃 NO-MA「伊藤存さんと遊ぶ刺繍会」参加 アートマネジメント1(大学院:5/28振替休講)
6/12(日)13:00〜14:30頃 大阪港<WA>『GUYS。』鑑賞 芸術文化鑑賞演習b(6/24振替休講)
6/25(土)13:30〜16:00頃 京都市東部文化会館『こども文化フォーラム』参加 自分探しの旅c(6/21振替休講)、文化のまちづくり歟(6/24振替休講)、アートマネジメント1(時限の変更)、地域芸術文化振興論(6/27振替休講)
6/26(日)13:00〜16:00頃 京都市東部文化会館『こども文化フォーラム』第2日目(子どもと遊ぶワークショップなどに参加*手伝い) 専門演習氈i6/27振替休講)、専門演習。(6/27振替休講)
この措置で、『こども文化フォーラム』準備のために忙しくなるだろう6月24日には、平常の授業を入れなくてすむし、27日も、週末のお仕事の振替休日にすることが出来そうだ(といっても、また外などの仕事を入れるのだろうが)。
学会誌に載るべき論文の査読をすませて、大学を下る。中途半端に早く大阪港に着く。大阪現代演劇祭の仮設劇場<WA>までの空白の時間。
そうそう、ギャラリー山口が、CASOのところからこのあたりに引越ししていたのだった。この前、<WA>の帰り、そのフラッグが目に留まっていた。近くにはカフェもあったし、少し時間を過ごすのに適したポイントがたまたまある。もちろんサントリーミュージアムとか海遊館もそこなのではあるが。
Gallery Yamaguchi Kunst-Bau。どうしてドイツ語なのか知らないが、直訳すれば、『藝術−建築(技術)」という感じだろうか。Kunst(術、技芸、手際、秘訣、人為、藝術、美術、文芸)というドイツ語は、「k_nnen(英語のcanのような感じ)」から派出しているということで、アーツを示すのにちょっと素敵な言葉だ。そして、ドイツ語を知らないぼくなどでも、Bauhaus(バウハウス)を想起させてもらえる「Bau」(建築、土木、複数形で建物、舞台装置。面白い意味では刑務所、そして穴、巣)。どうしてこの言葉がKunstと一緒なのかも意味深。
さらに、たまたまなのか意図したのか知らないが、この古い商船三井築港ビルの地下に、ギャラリーKunst-Bauがあるので、「藝術の穴倉(巣)」って感じまで意味が重なっていく。若い3人のアーティスト(高島輝実、根来和子、長谷川一郎)の展示が今日から始まっていて、オープニングパーティの準備が行われていた。3つの展示空間に、常設に展示されている空間を合わせて、4つの白い空間ができていて、入った直後の感じよりも、奥に広く蟻の巣のように分節された画廊である。
すぐ近くの天満屋ビル2階、『ハaハaハa』(http://hahaha.tapo.jp/)で休む(八かハか迷ったが、サイトを見ると「ハ」のようだ)。木のテーブルが大きくて、気持ちがいい。一人でずっと本を読んでいる女性がいて、ここの空気にぴったり。たまたま若い男の客(アベック)がタバコを吸っていて、それは残念ではあったが。
ハaハaハaにある雑貨がかわいい。レーズンが箱に入っていたり、陶器や赤ちゃんグッズがあったりと、うちの学生など、きっと気に入るだろう。帽子もかわいいのがあったが、残念ながら小さく女性用みたい。18時に近づき、会計をするときに、焼き菓子を少し買ったついでに、手ぬぐいもいくつかあって、その中に、月の満ち欠けを模様にしたものを発見。さっそくゲット。メーカーとかは不明。
さて、WI’RE07-02-02『cross2』。今日は、突堤に向かうと、危ないためかロープで間近までいけないようになっている。客入れ、開場まで間がある。高田渡が56歳の若さ(外見は80歳を超えているようだったが)でなくなったという話で持ちきりの屋台が、夕焼けに染まり出している。
おお、番号順に並んで、開演(18:30予定)の10分前に係りの人についていってこわごわと入ってく感じって、ずいぶんと久しぶりだ。こんな導入のパフォーマンス(建物とか美術や映像装置が始まる前の雰囲気作りに動員される)が90年代中ごろはやっていて、そういう客入れがはやったときがあった。確か、恵比寿の地下とか。珍しいきのこ舞踊団もやっていた。
大阪現代演劇祭、仮設劇場「WA」の360度全方位型の機能をフルに使っている。円外にも、鉤が下りてくるようにするための足場があり、照明などの卓だろうか、そういう場所があり、もう一つ、パフォーマーが立つ場所がある。黒いクッションは、劇場建築そのもので、そこに座る。ただ、不自由な人には補助椅子のサービス。この前も助かったが、毛布が全員に渡される。コンクリの床は本当に熱を奪うのである。
ゲストがゴージャス。ぼろが王様の衣装にも見える野宿者の西田政彦。一人だけ関西弁で舞台を楽しんでいる。対照的に神経がささくれ立ち、空想と現実のあいだをさ迷う復讐者の北村守の発話は失速し、途切れがちになる。あと、ステージのメリハリをつける役割として、ダンスが使われていて、氷の女王のような久保亜紀子と、ロボットのダンスするアヒルのような東野祥子が円形舞台を横断する。久保の絡みは芸術創造館でステージにメリハリをつけていたが、東野が入ることで久保とはまた違う要素を加えることに成功している。
以下は、のちほど配信する「こぐれ日記」にて。
4/17(日)
断酒暦98日。
今日はほんとに飲んでいません。
一日中、家にいる。ほんとは、西陣ファクトリーGARDENで花嵐のダンス公演を楽しむ予定だったのだが、少し身体をいたわったほうがいいように思って、ぼんやりしている。
いつも、何気なく食べている朝食だが、よく見ると、なかなかに贅沢なものだなあと思って写真に撮る。基本は出汁だ。そして、しょうゆ味系、そして味噌。芳江がずいぶんとぼくの好みを理解しつつ(酢がもっとも苦手、生姜の味付けはずいぶんなじめるようになっている)、しかもさっぱりと身体にいいものを作ってくれているのである。感謝してしすぎることはない。
ソフトクリーム屋さんが大丸の地下に出来たという話題を読んでいて、円満字洋介さんという住宅や店舗内装などの建築家を知る。近代建築の探偵さんでもある。探偵仲間で向日市に住んでいて、うちにもよく飛んでくるさぎなど野鳥観察者でもあるみたいだ。それに、ダイエット日記を書いていて、5歳ほどぼくより若い方だが、親近感を持つ人のように思える、大阪府出身だし。
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