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こぐれ日録 KOGURE Diary 2007.1 こぐれ日録518 2007 1/8〜1/16
東高野街道はいつもより少しクルマが少なくて、まわりをきょろきょろ見ながら歩くと確かに面白い。 正法寺。月に2回ほど開くのだそうだ。アンパンマンの保育園。 あと、マルクス兄弟、1930年『けだもの組合』。たしかに、グルーチョのダンスはステージで見るとずいぶん面白そうだ。 グルーチョとジャン=ルイの比較検討。ことしのダンス鑑賞はじめとなったな。 1/9(火)
原稿依頼も一件。知り合いの方から。250〜300字ということなので、返事とともに添付する。 原稿料はないということで、もちろん全然大丈夫なのだが、あとに、「原稿料はありませんが、「いちびり庵」のなにわ名物の数々をセットにしてお届けさせていただきます。」とあったのを読み落としていて、さっそく返事があり、「送るので住所を!」とあって、おお、実質的には原稿料があるのであった・・・そうだったら、もう10分ぐらい推敲すべきだったかもと思ったりした(冗談、というか、推敲してよくなるとは限らない)。 でも、はじめ、まちつかいを少し普及させるためもあって、もともと「まちつかい」と濁らずにいた</a>のだが、最近は「まちづかい」と濁ってもいて、どちらがいいのか迷っているが、元のまちつかいの方がいいかしらとも思い出している)出だしを書いていて、内容に至らないまま長くなったので、ぼつにした原稿なのだが、ちょいともったいないので、ここにアップしておこう。 午前中、ずいぶん実質的に議論した会議があり、そのあと、学生たちの授業が終わるのを待って、めくるめく紙芝居プロジェクトのスタッフミーティング兼新年会のために、林加奈さんのお宅にうかがう。ブログでここの様子なども見ていたので、はじめてなのになにか懐かしい感じもある。 ユニークななべを10名(プラス赤ちゃん)で囲みつつ、いままで行った5回(みんなもっと多くの回をしたと思っていた、それだけ内容が濃いのだろう)の映像をみたり、じっさいの絵を見たりした。第1回目、じつは説明会ということもありまだワークショップは始まっていないはずだったので、動画はないのだが、このときにすでに作曲も作画もたんまりなされていて、説明会という概念がここですでに吹っ飛んでいたことに驚き面白がったりした。 1/10(水)
そうそう、その合間にきゅうちゃんが来て、3/3と3/4にあるアーツマネジメントゼミの交流発表会などで彼女が発表するための打ち合わせ(丹波の音楽祭、とくにまちかどコンサート企画に参加してがテーマ)。積極的で本当に助かる。彼女はこの前ゼミ風景なども撮影していたサンテレビにずいぶん映っていたそうで、彼女もまだ録画を見ていないらしいので、また取り寄せて見せてもらおう。2回生にたいする来年度の専門ゼミの発表は明日になったが、4月からこぐゼミに入るみなさんもぜひ、きゅうちゃんの発表を聞きに言ってほしいなあと思う。 ドイツの高松さんから、アフロネット"http://www.afro-met.com/company.html"という大阪の話題を教えてもらうとは!"http://mixi.jp/view_diary.pl?id=313847807&owner_id=1299757" 会議、会議で疲れたあとだったので、とても受けて笑う。ああ、垢抜けない大阪のよさという文脈で高松さんは書いているかと納得しつつ、昨日、その大阪をよいしょする文章(もっとも大阪をこよなく愛してるので、よいしょしているのだが)を書いた直後ということもあって、おおいに楽しんだ。 でも、わたしでも、買わないなあ。 1/11(木)
そのあいだに、TAM研の集まりがあったり(脇町がふるさとの一つという学生がいてびっくり、彼女にとって三味線もちつきは当たり前の風物なのだ)、 さいきん、ピンチをチャンス、という感じでいるので、あれこれと元気付けている。 ところが、靴を買って(底が磨り減っていて、2100円で修理できるかと思ったら8400円もかかるのはショックだった)、京都芸術センターへ行き、山下残演出の『動物の演劇』がはじまるがはじまる。赤い小さな明かりの点滅がしるしなのかな。 ケンハモがダンスしている。音のダンス。4つ足の動物に合わせて音が横長になる。 楽しみにしていたが、はじまるとすぐに頭痛がしてくる(こすり音のせいではないだろうけれど)。体調がこのステージとシンクロせずに、ところどころ、はっと気持ちが入るけれど、動物ってわてら人間とちゃうやん!(動物がいればもっと面白いダンスかも?)という感じでクールにステージを見ていたりもした。たまたま前の男性が背の高い人だったこともあって、寝転がる役者の姿が見えないこともよくあって、注意が集中できなかったからかも知れない(そんなときは、目をつぶって音楽だけを聴いてみた。そして自分で自分の振り付けのダンスを躍らせてみた、そして、想像する楽しみが満載の音楽だと改めて思った)。 アコーディオンの大田智美の演奏もはじめてで楽しかったし、もちろん、野村誠のケンハモでの登場、音が震えて、音の振動的なダンスだった。おお、こうやって動物園をうろちょろして、ズーラシアの音楽ができたんやなあというパフォーマンスとか、思い出すと、けっこう、楽しい瞬間もあったけど、個人的に、学生たちの悩みを聞いていて、それが澱のように溜まっていたこともあって、じゅうぶん、鑑賞する体力がなかったのが残念だった。 冒頭、客電がついたまま、小さな赤い光が前方に5つついて、今度は後方に6つつく、という反復があって、これはすばらしいものになるのだろうと思ったら、そういう演出は最後のほうでちょっとあっただけだった。5人が揃うときに、音楽もハーモニアスになっていて、そのときは、はっとしていいなと瞬間思った。あと、早い演奏の音楽とダンスもよかったが、騒音状態になるとダンサーがこけるというのはあまりにもありふれていて、冒頭の岩下徹が野村誠とからむシーンがどうもありふれているのと同じく、どうもまだら模様の作品にようにわたしには感じた。 人間以外の動物は笑わない。これがテーマなのかしらと、いつも驚きや笑いがまんさいになる山下残作品に慣れてしまっている私には、そういうことを思ったりしてみた。日本では、人間も他の動物と地続きという発想が、ダーウィニズムではなくて、仏教的輪廻転生あたりからあるので、動物園という西洋近代的な世界から出発した音楽とこのダンスとをどうみたらいいのか、集中できなかったこともあったので、あれこれ考えたりもした。 1/12(金)
12/24に放送された大阪府の楽座事業のPR番組をたまたま見て驚いたという生徒が話しかけてくれる。ほんとにサンタさんになったのですねえ、と。以下は、授業のために用意したレジュメ。 A 観光はまちとの対話・・・観光はまちとの対話、資源を活かすアイデアを B 文化イベントの企画・・・身近な人たちと文化イベントを企画しよう C アーツの多様性に親しむ・・・いっぱいあるアーツジャンルに親しもう D アーツマネジメントの役目・・・アーツマネジメントは心をこめてアーツをプレゼントすること 高校の教員室に院生から電話。修士論文の提出にはハンコがいるのだという。タクシーであわてて大学へ。もうひとりの院生にも、ある推薦文を頼まれて書く。 1/13(土)
つまり、風景はずいぶんと年月を経て形成されるもので、光景のほうは、娘はながいうように(いままでずっと娘の名前を具体的には書かなかったけれど、また、小暮はなは「歌うたい+アルファ」として始動しはじめるので、上の娘は、これから固有名詞で書くことにします)、フラッシュバックのフラッシュなのだよ、と。 「歌うたい+アルファ」と書いたのは、まず先に、この「+アルファ」のほうが表にそろそろ出始めるからで、いまはその最後の準備みたいだ(具体的に知らせることができるようになったらまたアップする予定)。そもそも、どんなジャンルにおいてもアーツが世に出るというのは、せいぜいその準備をしてきたなかの100分の1ぐらいのもので、残りの99%は苦労して創ってもまったく表に出ないということを、身近にそういうことをしている者を見ているとじつにしみじみ思う。とはいえ、表に出たものがどうなるか、というのは、それまでの99のバックがあることは一つの支えではなるが、また別のことであるということも確かなのだ。 午前中、昨夜の仕事をし終えて、それを持って大学へ。 1/14(日)
前回までの48枚の作品をまず眺める。 かえりに、東御坊によると、昨年の暮れに飛び込みで行ったのにかかわらず丁寧に応対してくださったお寺の方が障子の紙を貼っていられた。一つが貼り終わるのをまって挨拶する。 早く帰って、映画を二本見る。 |