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こぐれ日録 KOGURE Diary 2009.8/31〜9/6 こぐれ日録656 2009年 8/31〜9/6 8/31(月) 衆議院選挙の結果を見ている。悲喜交交。平野博文という側用人がクローズアップされていたり、知らないこと、これからの制度づくりでチェックしなくちゃいけないことも多い。たとえば、国家戦略局(国家戦略室)の仕組みと権限、機能。 他方、最高裁の裁判員のあり方も、国民審査のあり方も含めて(もっと大きな差が出てもよかったのに、と思う人もいたのだったが)、検討の余地が多い。 夜、小暮はなのライブ。レコーディングや映像づくりなどがあったので、大阪RUIDOでのライブも久しぶりだ。関西ラジオのパーソナリティ・中村よおさん(http://jocr.txt-nifty.com/toorinuke/2009/09/post-ac15.html)やディレクターさん、ファンの方(http://plaza.rakuten.co.jp/banbaninu/diary/200909010000/)たちも久しぶりという感じで来てくださっていた。 はなのブログ(http://hanakogure.exblog.jp/12239730/)より以下引用。 すこしずつ、夏休みモードをなくさなくちゃ、と思いつつ、でも、ぐずぐず。 読んだ本。 「有徳人」(お金持ちの実業家)の来歴なども興味深いし、その人たちがしばしば僧姿であるあたりも中世的である。 直接的には、蓮如の話ばかり読んできたので、その裏側が出てくるとはっとする。P154-155 10時半から、アウトサイダーライブを行う『第八回音楽祭〜ぼくらのサウンド・オブ・ミュージック〜』の実行委員会。11/3(祝・火)。当日にリハーサルが11時からある予定だというので、学生のなかで、演習をする人たちには、本番の14:30〜の前にリハーサルから鑑賞しそのプロセスまで見せることがしたいというお願いをしておく。 帰ってからさっそく『サウンド・オブ・ミュージック』の映像をアマゾンで注文した。このなかで、武満徹作曲の「つばざ」も使われる予定とのこと(7場:ザルツブルグ音楽祭の一こま)。これは、武満をほとんど知らない学生たちにとってはいいきっかけになるな(石川せりと小室等の聴き比べもできそうだ)とかってに授業計画上ほくそ笑む。 南草津にある、しが県民芸術創造館(北村想さんが館長だったところ)の存続があぶないということで、署名用紙が回ってきて、署名する。びわ湖ホール集中しか道がなかったのかなあ。滋賀県文化政策として。前から、びわ湖ホールを新国立劇場の西日本分館に格上げするという奇策をかってに思っているんだけれど。 15:30から阿倍野のロクソドンタで『ダンスの時間23』なので、少し微妙な時間の隙間あり。御堂筋線本町駅を降りて、一駅東へ。このあたりに、巣箱とか水都の東横堀(水の回廊)関係があるのかとうろちょろ。少しは分かったが(Bird Houseの位置とかシティプラザ大阪とか)、もう少し北に上がるとよかったのだが、時間が中途半端になって、谷町4丁目まで急ぐ。このあたりイタリアン料理店など気の効いたお店が多いように見える。 さて、『ダンスの時間23』。二人の女性のソロ。そして、二人の濃い女性のデュオ。けっこう、堪能して、ポストパフォーマンストーク(司会:上念省三さん)まで楽しんだ。 音楽の引き算では、つぎの林正美(イム ジョンミ)「クウキの捉え方(重力体)」も同じ。それも後半の無音がけっこう長く、神経がかなり疲れて、でも最後に、冒頭の同じ音楽が流れて、ほっとする。コンテンポラリーダンスって形式がないようでいて、観る方はどこか、ある繰り返しや構造を求めてしまったり、自分で関連付けたりして、自分の鑑賞を地図化していることが逆によく分かって面白かった。 最後は、ドンキホーテの妄想というわかりやすい枠内におけるおどろきの実験。 昨晩観たドキュメンタリー映画『パリ・ルーブル美術館の秘密』(1990年、85分、ニコラ・フィルベール監督)。原題は、La ville Louvre。ルーブル町。1200人が働いているし、2800室もあるので、あたかも町のようだ、ということ。消防士さんとか救護班、清掃専門の人もいる。はじめの方でローラースケートするところは、原題の町に合わせているのかも知れない。 一番面白かったことは、学芸員(キュレーター)は、壁に釘を打たないで、釘を打つ人二人をおいてきぼりにしていなくなってしまい、二人はただぼーっとしているところ。日本の学芸員は雑芸員ってよく自嘲気味に言われるという話もあったが、こういう役割分担(階級差)もちょっと極端な感じはする。 夜は、パレード研究のゼミ生もいることもあって、買っておいてそのままにしていた、1947年の音楽映画『ニューオリンズ』(監督:アーサー・ルービン、89分)。500円の廉価版だからか少し音量が少ないことなどもあって、戦前の映画とばかり思った。ルイ・アームストロングやビリー・ホリデイの年齢とかよく知らないからだけれど。意外と面白かった。 クラシック音楽対大衆酒場(賭博場)音楽。白人+上流対黒人+下流。上が下におりて、下を上にあげる、というような、ストーリーはパタン的な話だが、まあでもうまくできているし、なにせ、いまそこで生まれようとする音楽が描かれるのは楽しくしばらしいこと。ジャズがジャズと名づけられる瞬間とか、歴史研究ではまず再現できないことを映画だから、娯楽だからしてくれるわけで、デキシーからスイングに変わったのも、賭博のテーブルがシカゴで没収させられたからというのも分かりやすいっていうか物語りならでは。でも、ジャズの歴史を知りたくなる映画かも知れない。 昼間は、さきらのMさん、Nさんとこれからの事業の打ち合わせ、説明を聞き、そのあと、栗東市を案内してもらった。 膳所高校の1年生と2年生、合計800名ほどを前にして、お話をする。 冷房もない大きな体育館。残暑が厳しいなかにぎっしり・・・もうすこし声も届くようゆっくりしゃべるべきだったな。天狗のマンガよりも、鬼太郎あたりから天狗へと行くほうがスムーズだったかも知れない(ハリーポッターのトヨハシ・テングも使おうと思ったが、すでに本で導入に使われていることもあってやめたのだった、ハリーポッター自身よく知らないこともあり)。 一番の反省点は、40分(実際は44分ぐらいになったが)にまとめること。 でも、天狗から世界の身近さと遠さ、広がりを探す「興味の種」のお話ということを事前の打ち合わせで決めさせていただいたので、なんとかできたようにも思える。 膳所高校には乗馬班というクラブがあることをたまたま知ったし(帰りの京阪電車にて)、校長先生と鷲田学長のお話で盛り上がったり、教頭先生と話していて、鞍馬天狗と水戸天狗党との関係を思ったり、新鮮だった。 蒸し暑い。 巻紙(障子紙)を使った巨大絵巻物形式の紙芝居のどこを見せるか、とか、切って見せたら?というような思案もあったが、シンプルに再演の冒頭(表紙のつぎ)をできるだけ長く見せることになる。 フットサルをしていた連中もロビーに戻るころあいに(15時すぎ)、林さんが、ミニ紙芝居ライブをする。『天国に続く道』。中3の女子2名とか大学生(サポーター)などがけっこういい加減なようでちゃんと見ている。 そのあと、中学生(1年生なのでけっこう背丈にばらつきあり)男子たちがやってくる。 ただ、すご〜く、くたびれた三名ではあった。中学生男子の方向性のないむき出しのエネルギーはすごいもの。 13日は話さんもNくんもいないワークショップ&デモ(ミニライブ)。 めずらしく3日連続お仕事だ。 13:45〜14:45まで、ミニレク。9501教室は広いのだが、みんな素直に前列に座ってくれるので、助かる。カッターと下敷き(足りないので新聞紙)を置いて、興味津々のようでもあり、若干むずかしいことをさせられるかと思って緊張しているようでもある。 宣伝美術の説明やアーツのジャンル分類、そして、クレジットの読み方などアーツマネジメントの教材として実に役立つものとしてのチラシ。これらを使い選ぶ楽しさを使えようとするのはいつものとおりだが、そのあと、チラシを使っての切り起こし(by 池田朗子さんの考案)ワークショップをしてみる。みんなとても面白いところを切り抜く。お父さんでとてものってする人もいた。受験生の方はみんな女子。文化プロデュースとかアーツマネジメントはどうしても女性になるなあと思う。 終わってから、大学院の説明会。途中から入る。清香館の1階の教室。 そのあと、緊急事態が発生しつつあるので、その対応策を学部長室にて話し合う。 |