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こぐれ日録 KOGURE Diary 2011.12/26〜12/31
こぐれ日録777 2011年 12/26〜12/31
12/26(月)
今日まで大学はあいているのだが、家で、シラバス入稿をしたりして過ごす。
やはり、身体がいささかしんどくて、とくに、目がかゆいのが気持ち悪く、態変オフィスで大阪の教育基本条例案を考える会が夜あるのだが、パスさせてもらう。
新しく始める行政学は、真渕勝さんの『行政学案内』(滋学社出版、2009年、1800円)をすることにして、それに併せてシラバスを作る。選択的ではあるが、文学や映画などで公務員や役所を扱っているもものを課題レポートにしたり、ちょっと見せたりすることも工夫するようにしようと目論んでいる。そうしないと、行政学説史から始めるとみんな興味をますます逸してしまうからなあ・・・
第1回 はじめに―行政にまつわるトピックス、あるいは、政治学や法学との関係について―
第2回 学修方法の提示―行政学を学ぶための補助教材の紹介。文学や映画、各種メディアの紹介、自主課題について―
第3回 行政学の歴史(ここからは教科書必携)
第4回 国家公務員と天下りなど
第5回 内閣制度と首相の指導力
第6回 国の中央省庁はいま
第7回 予算制度と編成過程
第8回 行政改革はどのようにすすんだか
第9回 中央と地方、国と地域の関係
第10回 地方財政論
第11回 大都市行政と市町村合併
第12回 官僚制とは何か
第13回 行政責任の類型とあり方
第14回 日本における行政システムの特徴
第15回まとめ―いまの日本の行政、とくに地域公共政策に必要なものとは―
参考書はいろいろあるが、以下のものに。
西尾勝『行政学〔新板〕 』(有斐閣、2001年、これは定番だし教えていただいた先生のごほんでもあるが、3100円ということもあり・・)、外山公美ほか『Next教科書シリーズ 行政学』 (弘文堂、2011年:問題がついていて新しいのだが、2400円とすこし高いのとちょっとオンブズマン制度や行政広報、行政情報など面白いが若干独特なので、時々参照するものに)。
あとは、真渕勝『行政学』(有斐閣、2009年、3600円)、林正義ほか『公共経済学』(有斐閣、2010年、2300円)、安章浩ほか『身近な公共政策論―ミクロ行政学入門』(学陽書房、2010年、2600円)など。
今日の夕刊フジに大学研究家の山内太地さん(33歳)が就職支援力の強い大学20を書いたということで、妻に買ってきてもらう。うちはもちろん、京都の大学はどこも入っていなかったが、いろいろ参考になった。とくに、武蔵大3位、国際教養大4位、国士舘大15位、金沢星稜大16位、桃山学院大17位、大阪学院大19位、日本文化大20位あたりを読みながら、あれこれ思う。
ついでに書いておくと、11/30発売の週刊『女性自身』に、「フツウの大学で叶う夢の就活!」という記事ではやはり山内さん監修により、京都橘大学現代ビジネス学部を第5位にいれてもらっていて、青木学長にそのコピーをいただいた。「’05年に共学化と学部増設を行い、京都の観光や伝統産業をテーマにしたイベント企画・運営や雑誌作りなど実践型学習が売り。教員の情熱も高く指導が非常に厚い」。織田先生(院生や学部生のみなさんの力もあり)や木下先生へのインタビューによるもので、ありがたい限り。
12/27(火)
やっぱり、12の授業を持つことになって、政治学概論の二つの授業のシラバス入稿。
すこし、参考書を増やす(生協の読書奨励金に応募してほしいからでもある)。
3年前に近くのメガネの三城で買ったレンズに傷が目立つので、同じ店に行って、まったく同じ物を買おうかと思ったが、少しだけ違うものにする。1/8にできるとのこと。
京都市動物園のメスゴリラのゲンキさん(すこし性別がわかりづらい名付け)が、14歳年下で、因縁のある父親と母親の子供であるモモタロウくんと子供をもうけていたことを知って、ちょっと不思議な気持ちになる。オスが誕生(日本生まれ同士は初めてだったかも)。
行政学の教科書を読んでいて、行政責任という場合の責任という言葉の多義性を整理しなおす必要を想う。もっと、ややこしいのが、公共(性)についてだ。
いちおう、つぶやきレジュメのみここに。
・・・
公共をめぐる整理
1)経済学⇒公共財・・非排除性と非競合性(準公共財は両性質が不完全)+分配の公正性
2)政治社会学⇒公共圏・・・公開性、対等性、問題化
3)芸営学⇒目的非営利性(非市場性、準公共財、混合財)+アクセス性(各種格差是正)=アウトリーチ・文化資本蓄積+価値(メリット)財(?)
・・・
香川県のフィルムミッションについての学生さんの発表を聴いたことから注文していた映画をDVDで観る。実話に基づいているとのこと(実際にきな子という犬がいて、娘のこむぎやみりんもいて地元で人気者なのだそうだ・・)。警察犬訓練所というのは民間組織でしかも県警の嘱託機関なので、行政のアウトソーシングの例示にもなるなあと思いつつ(直営であったときがあったのかどうかは知らないが)、観る。まあ、良心的でウェルメイドなエンタメ映画。
小林義則監督『きな子―見習い警察犬の物語―』2010年、113分、松竹。
夏帆という俳優さんが、高校卒業すしたてぐらいの見習い訓練士をやっているが、やはり主人公はわんちゃん、そして、香川県丸亀市と三豊市の景色とか讃岐うどんなども主役級。雨が少ない香川の雨もちょっと新鮮だったな。なんと、妹役をしている大野百花という子役さんが賞をもらっていたりしている。
ペット葬について興味があるので、ペットとは違うがやはり人間を助ける警察犬にも興味がないわけでもなく・・
12/28(水)
昨日、イズミヤの帰り、うがいを忘れたからか、風邪気味になって、ずっと家に(ダンスの紅白合戦を楽しみにしていたがいけなかった)。
いまごろなのだが、ようやく『ザ・コーヴ』を見た。91分、日本上映バージョンなので日本人には顔がモザイクになっていて、かなりあくどさがそれだけで増す。2009年アメリカのドキュメンタリー映画(若干演技的ではあるとしても)。
ルイ・シホヨス監督、イルカの調教師出身でいまはイルカ解放運動家になっているリチャード・オバリーが主演かな。和歌山県太地町は近くを一度だけ通った(国土庁半島振興室長だったときに)。
1年半ぐらいまえに、上映妨害などがあったのが、ずいぶん前のことのように思える。
内容的には、ドキュメント映画の正統とはいえないエンタメ性やあくどさ、プロパガンダ性は気になりつつも、前に同じような上映問題を起こした映画『靖国』よりも、同じように一方的な主張であるにもかかわらず格段に面白く、きわどいながらも巧みな企画と編集だなあと思った。イルカがかわいく撮られているために、ストレスで死んだりする水族館のことなどをどうしても思ってしまう。
日本政府の隠蔽体制を3.11以降、より骨身に染みたこともあり、また、京都市のオリックス水族館誘致におけるイルカショーの無意味な酷さがあるので、日本側のことをより痛く思ってしまった(SSの問題とか隠し取りとかやらせとか米国側の問題も気になりつつも)。
鯨肉は小さい時は給食でよく食べたし、大阪では結構鯨ベーコンやコロ、あと皮を晒したものを食べていたし、小さなクジラかイルカかは同じみたいなので、いまでも水銀汚染がなければ食べると思う、個人的には(孫とかに無理やり勧めることはないが・・・15年前、韓国に最初に行った時、抵抗なく犬の鍋料理を食べたりもした。韓国でもいまでは必要ではないのならば犬を食することももうないように思うけれど)。
とはいえ、いま日本の町でイルカ漁をしないと生活できないのかどうか、水銀とか放射線ということもあるし、殺さないで害獣を追っ払えることができるようにしたら、普通の漁業で生計をたてればいいし、イルカとの共存観光みたいなものだってできるのではないか、とか思ったりもした。
アイヌのイオマンテのように、聖なる祭礼のなかで、イルカをサクリファイスするという形だったらなあとも思ったりする。
12/29(木)
冬休みは読書に最適なときなのに、電車に乗っているとき以外、なかなか集中できない。
本を読んでいて、調べたいことを、ついネットで検索してしまって、気がつくとfacebookあそびをしているというのも大きな原因だ。もちろん、ソーシャルメディアを活用してとても大事な情報を教えてもらっているし、こちらもささやかな広報をしたりもしているのだから、仕方がないのではあるけれど・・・
さて、すこし暖かいし風邪の大丈夫そうなので、今日は、お外にでようと思った。
実家を一駅通り越した西九条駅から安治川トンネルをくぐってすぐの倉庫FLOAT。
そこで「飯島秀司さん上田のぞちゃん入籍披露パーティ&シマクマガンホーズミニライブ付き大忘年会」があるというのである。
以下、案内文の引用:
「さて、浪速のシドアンドナンシーこと、シマクマガンホーズの飯島秀司さん上田のぞちゃんが10月31日(月)のハロウィンの日、長年の愛を育み、幾多の苦難を乗り越え、晴れて入籍いたしました事を新郎新婦に成り代わりましてご報告致します。つきましては、下記内容で披露パーティを執り行うと共に、シマクマガンホーズミニライブ付き大忘年会も同時並行し、楽しい場を皆様と分かち合いたいと思います。年末のお忙しい時期とは存じますが、皆様のお越しをお待ちしております。」
これって、一応、音楽ライブなので、公共圏的な公演(イベント)で、投げ銭ではあるが、有料制的な誰にも開けれている部分もあるのだが、入籍披露パーティとか大忘年会ということになると、親密圏イベントでもあるということで、これは研究的にも実に面白いものでもある。
結婚式にクラシック演奏があったり、バンドの余興があったり、庭でバンドがきてダンスをするというような東欧の村みたいな感じにも近いが、そこでは、基本が親密圏イベントであるわけで、ちょっとこういう複式イベントの面白さには興味がつきない。
写真は⇒http://kogure.exblog.jp/14282467/
とはいえ、ライブとしては受付が僕だったり(たまたま、そこが一番広い場所だったからだがw)、よくわからない感じもあったが、そのぶん、このシマクマガンホーズというロック?バンドのゆるい面白さがよく出ていたようにも思える。
僕達の結婚式は一応インドのオーランガバードなんだが、30年前の昨日、つまり、1981年12月28日にしていて、これも何かの縁かも知れなかった。
(上田假奈代さんの顔が見えないなあと思っていたら、いろいろフェスゲ時代にあったのだそうだ:31日、のぞみちゃんと假奈代さんとのことを山口さんに聞く。二人はいい具合にサポート関係にあったように外からはみていたので、なかなか兄弟姉妹でアーツマネジメントしていくことの難しさをおもったりもする。)
12/30(金)
『アフター・ウェディング』2006年デンマークで製作公開、翌年日本公開。119分。
スサンネ・ビア監督(なかなか興味深い監督みたいだ)。たまたま録画されていたもの(映画は自動的に録画される設定にしているので)。
冠婚葬祭関係に役立つのはもちろん、インドの孤児院ということもあって、面白いポイントが結構あったので、生協で注文しておく。
3年日記(大昔、1984年頃、徳島の地方検察庁で事情聴取されたとき、アリバイが必要だと思ってつけだし、その後、福岡県庁のときは、どこで飲んだかを書いておかないと、訳のわからない領収書が回ってくるので、夜の飲み屋日記になっていたこともある)ももう終わりだ。
単なる夜の風呂上り体重と体脂肪率記録みたいなものだが、けっこう面白い発見がある(3年間、同じようにこの日は家からどこにもいかなかった、とか)。
今日は:
70.4?、19.%。ずっと家。暖かそうだな。
デンマークの女性監督映画『アフター・ウェディング』を観る。
はじめに、結婚式、終わりにお葬式。
昨日からのインドつながり。
昨年の同日:
71.4?、22.5%。ずっと家にいた。左耳の中が痛い。
はなのいるポルトガルへ、CDと薬を送る(送料960円)
『ジェーン・エア』重い音楽、ホラー的、チャリティのなさ。
最後の「チャリティのなさ」は意味不明^_^
一昨年2009.12.30の日記
70.2? ずっと家。
はなも明日はポルトで日本料理を作るという。昨日リカーマウンテンで買ってきたポルトガルビール(スーパーボック)を飲む。
12/31(土)
年の暮れ公安連れでピクニック
友釣りて何はなくても明日はある
例年行事になりつつある、年の瀬ピクニック「愛と表現のために2011」へ。
思い立って、障子紙(小さいの)に、墨汁だけど、筆があったので、何か書こうと思いたつ。
出かける寸前・・・
まず、「寛容な政策」、政治と書こうと思ったが、政治デモみたいになると迷惑がかかるかも知れないので、政策としておく。つぎに「教育と表現の自由」。これも、大阪市役所前にどうしても見せておかねばならぬことだったからだ。
私服の公安の人が、僕の署名(暮の草書体が読めないからw)を聞く。なんか、おかしい。去年と同じところでお休みしたあと、もういなかった。前は、西成のスーパー玉出あたりまで来ていたのになあ・・
習字をしたので、動く書道展だと思った。なかなかいい。
できれば、途中でまた書くということもしてもよかったかも知れない。
サランラップの芯を持って行ったら、紐をもってきている人がいて、うまく動く掛け軸となる。
上田假奈代さんの赤ちゃんがもう赤ちゃんではなくなっていた。当たり前か。
フェスゲはまだ少しだけ痕跡が残っている。今年ぐらいにパチンコ屋さんになっているだろうから、来年の記念撮影はパチンコさん前かも。
住民投票の署名集めのために、今年は、「友釣りファン」とかそういう古本めぐりをしなかったので、はやく、ココルームに着く。
そのかわり、第42回釜ヶ崎越冬闘争の関連ライブ(フクシマの方の歌もあってたようだ)に行く。
ココルームのスタッフのUちゃんとピアノの方が、きれいな演奏をするためだ。
そのあと、鍋。
『こころのたねとして』が1冊しか研究室にないので、自宅用に買っておく。
岩渕さんとちょくちょく仕事をするようになったなあと思ったり、FLOATでのパーティの主役のことをちょっとほろ苦く思ったり(のぞちゃんと假奈代ちゃんの和解の日もまた来るだろう)。
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