Arts Calendar/Art's Report site/《KOGURE Journal》DANCE SELECTION 6-2
221.
5/22(火)
『DANCE SELECTION 6(その2)』(文、藤條虫丸、尹明希)トリイホール
トリイホールのDANCE SELECTION 6(DANCE BOX vol.63)の2日目。20:05〜21:09。
客席には清水永子さんなど関東からの人たち(明日の関係者)。文ちゃんが出るので昨年に行われた精華小劇場コトハジメの仲間が大勢。
1)文 AYA 「2」−空カラ−。衣装製作/きたまり。
ダンスボックスのアシスタントプロデューサーの、トリイホールの優しいお姉さんとしての文さんが、ステージに一人でたっている。
19分。ふと「風の谷のナウシカ」を思った。フカイの海の底に積もる砂の音と景色だ。
12分後、明るく少し浪速風味のけったいなギター音楽に代わる。ちょっと音楽がでしゃばっていたかな。やっぱり、自分の踊りも踊っていながら、ダンスマネジメントを続けていきたい、そんな人が多いのだろうと思った。
2)藤條虫丸「独儀01」21分。
逆立ちすると、こんなに足の裏が大きいものなのかと驚く。逆立ちがなにせ圧倒的だった。1952年生まれであの体のスタイルを維持しているというのも、すごい。本当に自分が恥ずかしくなる。
最後に音と光の変化を持ってきて、それまでは自分の体だけでさらされることを楽しんでいた。背中ぴょんぴょんがいいですね。
3)尹明希 YUN Myung-Hee「AKTAMOKTA」。
25分があっという間。なんと魅せる舞いだろう。
音は松本じろ。背後でギター中心の大きな効果。虫丸の最後に音(自然界の音が電視処理された大きな音)が突如やっていたが、それをバトンタッチした感じにも思える。
今回は、3人とも「音」が大きな力になっている。特にこの舞は音のかく乱がなければ、彼女の軌跡も平凡になっていたのかも知れない。
左回りにひたすら回る。「舞う」ってこういうことなのだろうと突然納得させられる。
ひたすらに、でも単純でないその廻る巡る一回り一回り。脚の足跡の、腕の変化に飽きることがない。
それから、頭の上下の旋回へ、足は、今度は動かず仁王立ち。
やがて訪れる無音。それもまた「音」だ。
腕の力が強い。力瘤っていう意味ではなく、踊りとしての腕の彼方への到達力。ふいに、彼女の手の先ににナイフが見えた。それがピストルに代わる。単なる私の幻想にすぎないのだったけれど。
最後にまた旋回。客席も明るくなって。左回りの渦。
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