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精華幼稚園体育館では「同窓会deアート」の大きな看板が吊されようとしている。先日同窓生の三木さんやボランティアらが作った造花が縁を飾っている。
明日の17:20からの「テレビ夕刊」(4チャンネル)に放送されるので、毎日放送経済部記者辻井靖司さんらがすでに入っている。撮影場所のチェック。同窓会というところから撮影したいので、先生と同窓生を中心に絵にするという。インタビューではなく、話されているのが聞こえている感じの録音。
野田小学校で私の担任でもあった土橋幸雄先生がやってくる。これで、6人の精華小学校ゆかりの先生が集まったことになる。土橋先生が受け持った学年に地元の三木さんがいた。今日は20日つまり「ごとおび」なので(商売をしていないと支払いのこととかなかなか実感がなくていけない)三木さんは実はとても忙しい日だったのだ。
フロッタージュの説明のあと、先生ごとに参加者が集まって、校内を探索。先生の話を聞きながら、自分がみつけた心動くものの写し取りに挑戦する。
昭和10年に精華小学校を卒業した女性が最年長だったろうか。子どもさんを連れた同窓生も複数みえた。先生と話をすることがとても楽しい。先生もぼんやりと思い出に沈んでしまうこともある。カメラの撮影もみんな興奮気味に始まっている。同窓会だものなあ。
擦った紙を幼稚園体育館に持ち帰って、額縁に入れる。
この額縁は段ボールで自分で思い思いに作る。額縁の形や彩色も楽しい。
できると前に並べてみんなで観察。ふたをつけた6歳の男の子、お袋の友人上田さんは女の子の顔状にフロッタージュしていたし、額縁をあえて段ボールのかねつきの荒々しいものにしたものとか、多彩。
同窓会deアートは16時半ぐらいで終わったかな。次の日、テレビを見ると、同窓生が音楽室で校歌を歌っている様子も撮影されていた。
実は、14時から第2回「本を読む」小発表会があったのだが、ほとんど聞けず。ただ、大原君が2階の精華文庫の前で、そこにあった本を読むシーンを目撃。彼の機関車のような言葉がアクションしていた。高校3年生の清さんはセーラー服のまま、クマのプーさん。・・
第3回「本を読む」小発表会は、18時からだったので全部参加できる。
1)萬谷友美:安房直子『うさぎ屋のひみつ』。幼稚園体育館の前の薄暗い控え室にて。
2)足立一美:氷室冴子『シンデレラ迷宮』。同じ体育館の奧の舞台にて。彼女は窓のそば。雰囲気が出ている。最後に歩行から消滅というスリリングな行為あり。
次は運動場へ。
3)辻野恵子:谷川俊太郎作『ほうすけのひよこ』。うんていの上に座って辻野がリコーダーを吹いている。絵が多い童話本だからぴったりの場所。ここで休憩。
4)矢野テツタロウ:妻木宗太郎作『ユダとの一夜』。1)の場所で。でもかなり日が沈んでいて、室内は薄暗い。ロウソクを点していたが読むときに吹き消す(これは次の人もこれを使うので節約のため消したということ)。淡々と読む。亡くなった妻木さんの奥さんも来ていた模様。
5)秋枝泉:夏目漱石作『夢十夜』。着物姿の秋枝。彼女はお琴をしているから特段の演出ではないのだが、かなり目を引く。1階の遊戯室の奧の部屋(保健室などがあったところ)で座って読む。私たちは少し離れた場所で聴く。でもほとんど声が届かない。椅子を近づける。半分ぐらい聞こえる。
6)中田絵美子:江國香織作『綿菓子』。風鈴を窓に吊す。同じ遊戯室の反対の戸口に座って読む中田。対照的に声が透き通って大きく伝わる。刺繍のついた白のワンピースが鮮やか。お姉ちゃんが結婚して、縁日にお姉ちゃんなしに行く話。中田さんと等身大の世界のように感じられる。
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