11月10日水曜日17時より、港区赤坂にある社会工学研究所の会議室に、アサヒビール株式会社環境文化推進部・河村めぐみさん、本シリーズのナビゲーターである音楽評論家・池田逸子さん、制作を担当する社会工学研究所芸術文化研究室・石綿祐子さん、そして僕・カノン工房の鈴木が集まり、秋の音楽講座シリーズ第2回「旬のレシピ」に関する最終的な打ち合わせが行なわれました。
今回のレクチャーコンサートのテーマは、ヴァイオリニスト・松原勝也をフューチャーし、DUOのおもしろさを発見すること。チラシの原稿をそのまま引用すると、「ヴァイオリニスト・松原勝也には、やりたいことがいっぱいあるらしい。境界線を固定化しないで様々な試みにチャレンジし、自己の音楽の可能性を探求し続ける松原勝也の演奏を、作曲家・高橋悠治の個性的なピアノとのデュオで、また新境地を開拓してますます意気盛んなジャズ・ギタリスト渡辺香津美のギター(エレキではない生ギター)とのデュオで聴き、スリリングでクリエイティヴな演奏の面白さを確かめます。」とある。
実際の内容をここでご紹介すると、まず前半。モーツァルトの「ヴァイオリン・ソナタ ホ短調K.304」を現代音楽の巨匠・高橋悠治さんと共演する。続いて、高橋悠治作曲「レ・ルーブル・ドゥ・パガニーニ」を同じDUOで。クラシック畑の松原さんが、現代音楽畑の高橋さんのピアノで、クラシック曲と、現代曲を演奏します。この妙技。はたして、クラシック音楽はクラシック音楽としてのみ聴こえてくるのか。モーツァルトが現代の解釈で蘇るのか。興味はつきません。
そして、高橋さんと渡辺さんがバトンタッチ。今度は、ヴァイオリンvsギター。クラシックvsジャズともいえます。グラッペリ作曲の「アイ・ファンド・ニューベービー」と渡辺香津美作曲の「ネコビタンX」。松原さんを主体に考えれば、ピアノと合わせる時とギターと合わせる時の違いも楽しみ。松原さんにとっては、怒濤とも思える40分ほどの演奏を終えた後、池田さんも交えて、4人のトークが始まります。
そして、休憩。ドリンクサービス。おいしいアサヒビールをどうぞ。ソフトドリンクもあります。
と、休憩明け前に、来場者の方々から、質問票(or用紙)を回収しなくては。この用紙をもとに後半は進められていきます。
後半。池田さんと演奏家3人が、回収した質問票(or用紙)に目を通し、質疑応答を含めたトークの開始です。アットホームな雰囲気の中で取り交わされる、出演者と聴衆の白熱した議論!? 楽しいレクチャーコンサートの締めくくりは、会場のリクエストにお応えして、当日演奏した曲の中から、松原さんと高橋さん、松原さんと渡辺さんのDUOでそれぞれ1曲づつ。
会場のスクエアは、屋上に横たわる金色の雲でお馴染みの建物。あれ、実はトーチの炎(建物自体が聖火のトーチをあしらったもの)だったのですが、なぜか寝転がってしまって・・・。
場内はフラット(平土間)で、演奏家から一番遠いお客さまでも10mぐらいの距離。文字どおり、目の前で繰り広げられる、一流の演奏バトルです。
ちなみに、この音楽講座は毎シリーズ毎回ハズレなし。ホント、おもしろい(みなさまの主観はもちろん尊重しますが)。音楽講座ならではのプログラムを毎回楽しみにしていただいているファンもいらっしゃるほどです。
みなさんもぜひいらしてください。僕もいます。
コンサート情報
アサヒビール音楽講座レクチャーコンサート・シリーズ
「旬を聴く〜注文の多い音楽会〜」
第2回「旬のレシピ」
開演/11月30日(火) 19:00
ナビゲーター/池田逸子
入場料金(全席自由)/3000円 *ドリンクサービス付き。
チケット取扱/ アサヒビール音楽講座事務局 03-3403-9075
チケットぴあ 03-5237-9999
会場/AsahiスクエアA (アサヒスーパードライホール4F)
[地下鉄・東武伊勢崎線「浅草」駅下車/徒歩2分]
墨田区吾妻橋1-23-1
お問い合わせ/アサヒビール音楽講座事務局 03-3403-9075
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