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観劇メモ

2000年3月24日

ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー公演「マクベス」

僕は24日、東京グローブ座で初日を迎えたロイヤル・シェイクスピア・カンパニー公演「マクベス」を観てきました。これはおすすめです。S席9500円はちょっと懐に響くなあ、と思う僕と同じ方はぜひ急造ペアをセットしてペア席6000円で観てください。

演劇の場合、幕開き3分が勝負だとよくいわれます。観客の心を舞台の上に乗せるまでの時間。この時間内に観客の心をつかまなければ・・・。観客の予測を心地よく裏切ることが演出だとしたら、これは見事。幕開き3分経たずに、僕はもう満足してしまいました。そして、終盤まで、この演出は僕を楽しませてくれました。ここで細かい仕掛けをひとつひとつお話しするのは野暮というもの。彼らが持てる才能を本気になってフル稼動させている姿や、知的な演出には、9500円以上の価値が充分あると思います。

英語の分からない方でもできれば、通訳ガイドなしで観て欲しい。僕は英語が分かりませんが、いつもガイドはなし。セリフを聴くことのほうがリズムやテンポ、アクセント(発声的な問題ではなく、芝居的な)などがわかるから。通訳さんはただ日本語でその内容を伝えているだけ。そう。外国映画の日本語字幕スーパーを追いかけてばかりいるために映画のシーンを覚えていないのと同じです。だから。

ひとつだけ。この演出には裏があります。観たまま、聴いたままの直接的な演出の前に・・・。

4月8日まで公演。

2000年3月24日
東京グローブ座にて

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