Arts Calendar/Art's Report site/《Report
from TABISAKI》08/3/18
岩村原太の「万国文化中心報告」vol.227
|
KAVC●アンサンブルゾネ「鷹の声」 今回のゾネの舞台は、初めて仮設を全て撤去し、本来のタッパに戻して使いました。そうすると高さと 年を追うごとに新開地のボート場外券売り場は人を集め、ラーメン屋さんや串かつ屋さん、定食屋さん アートヴィレッジセンターは、震災直後の緊張感を漂わせたガラス建築風情がすっかり流れ落ち、街に ただ、さすがに往年の繁華街、映画のポスターばかりは歩く人の足を止めるようで、この時期上演され 2階は従来のロフト感覚あふれるホワイエで、これまでとは逆に、きわめて「非」日常的な空気感が場 人の生活する情緒が無いからなのか、劇場に働く人の痕跡が見当たらないからなのか、清潔すぎるのと この情景は今回の作品上演に少なからず影響を与えているはずです。舞台で使われる照明は蛍光灯とメ 落ち着かないのは上演自体もそういうことなので、お客さまがよっぽど自覚的に落ち着いてしっかり見 これまでこれほどには街のたたずまいの作品への影響を考えたことは無かったのですが、仮説的には分 もしかすると喜劇というのも、そういう枠組みの作品なのではないかという気がします。猥雑な街、風 開館から12年の経過が、鮮やかな道程を描くのはKAVCばかりとは限りません。当然劇場も育って (2008/3/18) |
岩村原太の「万国文化中心報告」の扉へ
無断転載禁止 掲載:アーク編集室