「スパニッシュ・プリズナー」

渋谷:シネセゾン渋谷

タイトルの「スパニッシュ・プリズナー」は、ある詐欺の手口の呼び名。

騙し、騙されるのを楽しむ、「スティング」や「ユージュアル・サスペクツ」のようにコン・ゲームを描いた映画。だから、ストーリーの紹介やみどころに関しては沈黙。インディーズながら、製作国アメリカやヨーロッパでロングラン・ヒットとなっている。

監督・脚本はデビット・マメット。

「郵便配達は2度ベルを鳴らす」「評決」「アンタッチャブル」などの脚本を手掛けている。

出ている俳優は舞台や様々な映画に出演、経験豊富な「確かな役者」

デビット・マメットの監督・脚本だからと集まった優秀なスタッフ・キャストが作り上げた映画だから、そういう点「裏切られる」ことはない。

「騙される」映画だからと、伏線や罠を探しながら見る必要はまったくなし。なにが、どう「騙されて」いくのか、気付かないまま物語に巻き込まれていく主人公と一緒に振り回されてほしい。

そして、見終わった気分は、千載一遇のシャッターチャンスをつかんだような爽快な満足感。

結末がわかっても「もう一回観たい」と思う映画だった。


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