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no Live_bibouroku》Shimin Reikai*264
vol.105
'07. 1.18.
テアトル・エコー『ルームサービス』(第264回例会)
自室の書棚にある「ニール・サイモン戯曲集」の訳者の一人に名を連ねる酒井洋子
の訳・演出というところが楽しみだったのだが、僕のなかでは、あまり笑いが弾んで
こなくて少々残念だった。
アクションなどの見た目で笑わせる要素よりは、台詞やシチュエイションで笑わせ
ようとしている舞台だっただけに、台詞の聴き取りにくい箇所が随分とあったのがツ
ラかった。もっと小さな劇場で観られることを想定しているように感じられた。また、
前半一幕は少々まどろっこしい印象があって、もう少し展開を速くしてサイモン・ジ
ェンキンズ(瀬下和久)の登場を時間的に繰り上げたほうがいいような気がする。
危うい綱渡りを経ながらも最終的には誰しもに幸いの訪れる結末は、大恐慌後の
'30年代、厳しい格差時代のアメリカにあって大ヒットした芝居に託されていた夢な
のだろうが、希望なき今の日本の世相において求められているものに大いに通じると
ころがあるような気もした。
本筋は、何やら山師の居直り物語のような気がしなくもないが、瓢箪から駒のよう
な名優発掘となったサーシャ・スミルノフ(沖恂一郎)のエピソードがよかった。
「ヤマさんのライブ備忘録」の扉へ
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