Arts Calendar/column
2003年3月
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リフレイン おととし、しばらく書いていたコラムが復活します。復活を望む声をお寄せ下さったかた、ありがとうございます。いざ書こうとすると、どんなことを書けば?となかなか筆が進まなかったりします。実際には、キーボードを叩く指が滞る、です。まだまだ「慣用句」を使うほうがしっくりくるものがたくさんあります。テレビのチャンネルを回す、とか電話番号をダイヤルするとか。昔はあたりまえだった黒い電話に向かって、「どうやって電話かけるの?」と若い子は呆然としてたりするそうです。 03.03.03 WADA |
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保存? 保存か、解体して再開発か、ここのところそんな揉め事が多い。豊郷小の話題が全国規模で報道されている最中にあっけなく進んだ旧正田邸の解体。近隣の人たちは、もちろん保存運動を起こしたけれど、ほとんど無視されるがごとく、だった。史料的価値無しと判断された上に、当事者が保存を望まなかったということだ。 03.03.10 WADA |
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寒暖 3月も半ばというのにまだダウンジャケットから離れられません。天気予報で昼間の最高気温が10℃を超えると言われても、会社への往復は5℃とか3℃という時間帯です。当たり障りのない話題として、やはり天気の話は便利ですが、いろんな出身地の人が口を揃えて「東京って寒いですよね〜」もしくは「暑い」と。暑さは、もちろんエアコン使いすぎの熱風によるヒートアイランド現象。 |
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ジャイアン 一子相伝っていうのは、伝統や文化をきめ細かく、厳格に伝えるいいシステムだと思うけど、独裁的、攻撃的な悪癖を伝えるものではない。親と子二代に渡る悪魔との確執を気取ってるんだろうか。歌舞伎の題材に取り上げられそうな戦国時代の話じゃあるまいし。振り回される何万という兵士とそれよりも多いだろう武器を持たない人々。何をどう言ったって人殺しだ。地球は丸いんだからね、二人の馬鹿者が駒を動かせば、世界中が迷惑するんだよ。迷惑って言ってられる程度の喧嘩にとどめとけよ。 |
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不断桜 もうすぐ桜のたよりもあちこちから届くころでしょうか。我が家の庭には不断桜(通称らしいです)という桜が咲いています。この桜はその名のとおり、途切れることなく四季を通じて花を咲かせますが、染井吉野や枝垂れ桜、八重桜、山桜と華やかな桜が咲き続く時季だけ、唯一、咲くのを休むのです。秋から早春の、桜には冷たく寂しい季節の花びらは春のそれとは違って薄く薄く紙細工のように儚気で、何もこんな時に咲かなくてもと思ってしまいます。この桜に咲き誇るという言葉は似合わなくて、同じ桜であっても春に咲く桜の影のようです。庭の不断桜が散ってしまうと花見のお誘いがくる頃。一度くらい、この不断桜の下でお花見初めをしてみたいと思います。だけど、まだまだ冷え込みの厳しい寒さ中では、とうてい賑やかな気分にもなれず。もしかしたら、お花見の喧噪に立ち向かって咲く華やかな桜よりも静かに眺められる不断桜のほうが幸せなのかも知れないと思います。 |
無断転載禁止 掲載:アーク編集室
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