|
8・6の広島
今年も広島は8・6を迎えました。この日は毎年暑いけど今年もすっごく暑かった。ただ
元気に歩いているだけでも暑いのに、あの日、焼け野原の中で苦しみながら暑さに耐えて
いた人たちはどんな思いだったのでしょう。会社に行く前、ばたばた準備しながら1分間
の黙祷だけは忘れずにしています。
先日、平和公園に捧げられた折り鶴が燃やされる事件がありました。広島の人間だったら
恥ずかしいとみんなでいってたら関西の学生が犯人でした。しかし半分関西人の私はやっ
ぱり恥ずかしかった。その後、同じ大学の人たちからおわびの折り鶴がたくさん贈られた
というニュースをきいて、少しほっとしました。
折り鶴の保管については広島でも議論がなされています。これまでは古くなったら(たし
か年に1回)焼却処分していたらしく、それが「捧げた人の気持ちを踏みにじる」と批判
をうけて、現在はすべて平和公園のガラスケースと、旧日銀の1室などに保管展示されて
います。
でも、私は思うのです。お葬式のとき、故人の大切にしていたものは一緒に焼いて、故人
とともに天国にいくように祈りますよね。折り鶴だって、焼くことでこの世から形をなく
してこそ天国に召された被爆者たちに届くのではないかと。それに今後、世界中から贈ら
れるすべての折り鶴を保管しつづけたら、いったいどうなるんでしょう?
あの折り鶴放火事件は言語道断の話ですが、毎年「平和祈念式」の前にきちんと法要して
「平和の火」で焼き、折り鶴たちに天国に飛んでいってもらうのが一番いいんじゃないか
と思うんですけどね。
03.08.11 taki
久しぶり
梅雨明け三日と言うそうで、梅雨明け前後には「明けた」にもかかわらず不安定な天気に
なりがちで、大雨が降りやすいのだそうです。先日も会社帰りを狙ったかのような大雨に
遭いました。
交通機関がマヒというほどではないものの、傘は役に立たないくらいの大降りで、しばら
く駅で時間をつぶしていました。すると同じ路線を使う友人から携帯電話にメール。「ど
こにいるの?」やはり友人も雨宿り中です。ヒマにまかせて、どうでもいいことをメール
しあっているうちに「だったら、ご飯食べようよ」。とある駅ビルで落ち合って、久し振
りに会って食事。悪天候がハイテンションを誘い、ずいぶん盛り上がりました。
予定外で友人と会うっていいものです。「会おうよ」とか「美味しいもの食べに行こう」
と、よく言うものの「じゃあ、いつ」というところまで具体的に話は進まなくて、くちば
っかりになりがちです。メールや電話で近況はよく知らせあっていても、いざ会おうとす
ると大変で、食事に行く日を決めるために会って話そうなんていう、よく分からないこと
にもなったりして。
その日はどちらからともなく、「携帯って便利だよねぇ」。お互いがどこにいるか分から
ない状況から「会う」というイベントが短時間で実現して、「きょうは携帯を正しく使っ
たよね」。
03.08.11 WADA
|