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【コラム】
捕物帳の「御宿かわせみ」にハマっています。文庫では、現在31巻まで出ていますが、1カ月ほどで25冊ばかり読みました。友人に勧められ、図書館で単行本を借りてみたのですが、単行本のタイトルには何巻というのが出ていません。そして、全巻そろっているわけではありません。市内の図書館に分散していたり、貸出中だったりで、なかなかペースよく読めるものではありません。そして、一話完結ではあるけれど、中心人物が増えていたり、時々登場していた人が突然に重要なレギュラーになったりと捕物帳としての展開以外に意外な点も多く、「これは(近所の)図書館じゃ駄目」というわけで、文庫を揃え読んでいます。
と言っても定価で新品を買うのは何だかなぁと思い、初めから古本屋さんで。1冊250円ほどで買えます。いつも同じ古本屋さんで巻を追って買っていましたが、そう都合よく順番通りには棚になく、やはり飛び飛びにはなってしまいます。で、ある日、買った本の背表紙に「105円」のシールが!「BOOK
O××」ってチェーン店の値段シールです。「半額以下じゃん!」というわけで、さっそくそちらのお店へ。(「BOOK O××」の値段シールを貼ったまま売ってる古本屋さんの商売ッ気のなさがすごく好きですが)
「御宿かわせみ」全巻揃ってます!しかも結構きれい。一気に全部揃えてしまおうかという勢いでしたが、そこに並んでいるのはほとんど「250円」。やっぱりコンディションによってランクがあるんだなぁと思い、まずは店内をぐるーっと見てみると半分は105円コーナーです。ちょっと前まで、どこの本屋さんでも品切れが続いたベストセラーも105円で山積み。文庫・単行本問わず105円。
まぁやはり並んでいる本のほとんどは、ちょっと前のベストセラーで「1回読めば気が済みそう」なものが中心です。中には古びた岩波文庫などもありますが、学校のテキストとして買わされたっぽいタイトルです。図書館に入れた予約を半年以上待って読んだ「生協の白石さん」も105円。1時間くらい立ち読みすれば読破できそうと思いつつ、予約の順番が回ってくるのを意地で待ったものでした。ほんとに1時間で読み終わってしまったけど。「これからはちょっと読んでみたい位の本はここだなぁ」と思いました。「BOOK
O××」では買った時「読み終わったら、お売り下さい。」と言われます。となると、貸本屋のような循環があるのかもしれません。
さて、250円の棚の裏側に「御宿かわせみ」シリーズの105円がありました。こちらは全巻揃ってはいなかったけど、数冊求めました。1日1冊ペースで読み、また行ってみると105円コーナーに続く巻があるんですねぇ。それを何度か繰り返し、ものすごいペースで回転しているのがわかりました。そんなわけで1カ月で25冊も、ほぼ順番通りにシリーズものが揃ってしまうわけです。お陰で、この頃、会話の中にカタカナ語が減っているような気もしますが、よくよく考えてみれば「御宿かわせみ」を読むことよりも揃えることにハマっているです。父の書棚に押し込んで、それぞれの話の内容をまったく覚えていない「鬼平犯科帳」の二の舞になりそうです。(2006/11/6
WADA)
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